家族4人でフロリダのディズニークルーズ。フロリダポートカラナバルからバハマ湾をぐるりと一周する4泊5日のクルーズ旅行です。間違いなく人生最高の思い出の一つになりました。こどもたちも写真をみるたびに「また船に乗りたい」って言っています。また家族4人で行ける日を楽しみにしています。
というわけで、ディズニークルーズの予約方法から、おすすめの部屋のタイプや階数、予算料金までをまとめました。
航空券がマイル特典なので、ディズニークルーズは公式サイトから直接予約
日本にもディズニークルーズを手配できる旅行代理店もあるみたいですが、今回アメリカへの航空券がマイル特典だったので、ディズニークルーズの公式サイトから直接申し込むことに。旅行代理店だと航空券付きのプランが多くて、いまいちフィットしなかったので。。。
特典航空券についてはこちら
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成田ーヒューストンのビジネスクラス4席。マイル特典航空券でゲットしました。家族そろって人生初ビジネスクラスへ。
コースと船を選ぶ。今回はバハマ湾(ポートカナラベル)コース。最新のドリーム号に。
じつはディズニークルーズっていろいろあるんです。コースもフロリダ周辺のものから、ロスとフロリダを結んだり、季節によってはヨーロッパと繋ぐのも!
そしてコースによって、ディズニーがもつクルーズ船の種類もいくつかあって、それもコースによって就航する船が違うんです。なので、ある意味、乗りたい船があったらコースが決まってくるし、逆にコースが決まったら船の種類も自動で決まってくる感じですね。
船の種類
船は4種類あるのですが、マジック号とワンダー号、そしてドリーム号とファンタジー号はそれぞれ兄弟船(?)なので規格はほぼ同じです。というわけでざっくりと2種類ですね。
マジック号やワンダー号もいいのですが、船の大きさは相当な差がありますね!しかも年数もだいぶ違います。口コミなどを見ても「ドリーム号見て、その後にマジック号みたらやっぱりちょっとあれ?とおもった」などの声もありました。
船の名前 | 大きさ | 竣工年 | 客室 | 人数 |
マジック号・ワンダー号 | 83,000トン | 1998・1999 | 875 | 2,300人 |
ドリーム号 ・ファンタジー号 | 130,000トン | 2011・2012 | 1,250 | 4,000人 |
コースの種類
そしてメインとなるコースはこんな感じです。バハマ湾をくるりと一周するコースから、バージニア諸島まで足をのばすカリブ海コースあたりまでが候補です。
コース | 主な経由地 | 最低泊数 | 利用する船 |
バハマ湾(ポートカナラベル) | キャストアウェイケイ | 3 | ドリーム号 |
バハマ湾(マイアミ) | キーウェスト | 4 | マジック号 |
カリブ海 | バージニア諸島 | 5 | ファンタジー号 |
そして今回は、初心者に一番オススメの「バハマ湾(ポートカナラベル)4nights」に決定しました♪
部屋の選び方
まずディズニークルーズの部屋の選び方(選ぶ順番)はこちらです。
公式サイトではなく代理店で選ぶときも基本的には同じだと思いますが、代理店によってはあらかじめ「枠」を押さえている場合もあるようですので少し違う可能性もあります。
部屋のタイプを選ぶ
まず部屋のタイプを選びます。
一番値段が高いのは「コンシェルジュルーム」。コンシェルジュルームは特別フロアになります。
つづいて「ベランダ」。わが家はこのベランダタイプにしました。もちろん大満足でしたが、部屋のデッキ(階数)にもよるかなーと思います。わが家は10Fの部屋で11Fの船上デッキにすぐいけたので、ベランダでくつろぐ、ということはほとんどありませんでした。でもたしかに朝の開放感は最高です。
次に「オーシャンビュー」。これは窓が付いている部屋ですね。ただ窓はついていますが開けられないと思います。
最後に「内部」。窓がない部屋です。一番リーズナブルな料金になります。とにかく少しでも安い料金で、という場合にはこちらの部屋になります。ただじつは「部屋で過ごす時間はほとんどない」ため、部屋の料金を抑えてほかのアクティビティにお金を使う、というのは賢い選択だとおもいます。
前方・中央・後方を選ぶ
つぎに「前方」「中央」「後方」を選びます。
これはぜったいに「中央」をおすすめします。前方は揺れる、後方はエンジン音がすると言われていますが、そのあたりは体験してないのでわかりません。それでも中央をおすすめするのは、「階段とエレベーターが中央にあるから移動がしやすい」からです。
デッキ(階数)を選ぶ
最後にデッキ(階数)を選びます。コンシェルジュルーム以外は、10Fが一番高層階になります。これは10Fをおすすめします。夕食のレストラン、メインの劇場などは2F、3Fですが、プール、24時間のドリンクバー、朝食・昼食・軽食デッキはぜんぶ11Fに揃っています。
さきほど「部屋にいることはほとんどない」と言いました。もちろんいろんなイベントが開催されている、ということもありますが、イベントに参加しなくても、11Fにいけば青い海を眺めながら、青い空の下で風を感じながら、大画面で映画をみたり、ジュース飲みながら、チェアーの横にはピザを置いて、読書したりできる、という時間をいくらでも持てる、ということもあります。なので部屋に戻るのは寝るときだけなんです。
またセールアウェイ(出航パーティ)やカリビアンナイトパーティなどは11Fのプールにフタをしてダンスフロアをつくるのですが、それもぜんぶ11F。こういうイベントはすごいたくさんの人が11Fに集まるので、エレベーターが激混みします。階段で移動できる10Fは本当に楽です。
その意味では部屋のグレードよりもデッキ(階数)の方が重要かもしれません。
これもいろんな口コミがあって「上は揺れやすい」「エレベーターが混むから下の方がいい」「島に寄ったとき、上層階は1時間以上下船できない」とか、「レストランやプールなどが11階だからすぐいける高層階がいい」とか、それこそどっちをオススメする意見もありました。
今回わが家は一般の客室では最上階の10階に。理由はこどもも小さいので急いで下船したりはしないだろうし、レストランとプールが近いほうがいいかと思いまして。。。この判断は大正解でした。
いよいよお支払い
プランが決まったらいよいよお支払い。気になるお値段は4,500ドルほど。お、おう。いいんだ!思い出だ!と言い聞かせました。もちろん公式サイトでは各種クレジットカードが対応していますよ。
クルーズの時期や、階数、早めの予約などでかなり値段が変わるようです。安いプランを選べたら親子4人で3,000ドルほどで4泊5日のクルーズが楽しめそうです。
で、ちょっと驚いたのが、今回予約時に支払うのはデポジット(予約金)だけ、残金は期間内に払えばいいということ(デポジット指定金額以上はらってももちろんOK)。
というわけで、今回は予約デポジットだけ(といっても、700ドル超えてますけど。。)支払いました。残金の期日はかなり余裕があります。
全額を払わないとアクティビティの予約ができない模様(公式サイトが英文なのでちょっと自信なし)。
保険について(キャンセルプロテクション含む)
そういえば、支払い時に「保険どうする?」って聞かれます。この保険が微妙によくできていて、キャンセルプロテクションが含まれているんです。しかもそれが結構手厚い。
ディズニークルーズ側の理由でキャンセルになる場合:
総額の75%分の振替チケットをもらえます。
自分の理由でキャンセルする場合:
基本一切の保障なし。
それが保険に入ると・・・・
キャンセルするときは10,000ドルを上限に全額返金、という手厚い保障がつくんです。これはほんとすごい。家族4人で400ドルくらいかかった感じですが、入るか入らないかは、残金支払い時までに決めないといけません。
ちなみにアメックスのキャンセルプロテクション
あっそうだ!アメックスのキャンセルプロテクションもあった!と調べて見たら、これがまた残念な感じでして。簡単に言うと、亡くなったり入院したら10万円まで。通院したら3万円までの保障があります。
しかも自己負担として「キャンセル費用の10%に相当する額」とあるので、あんまり意味ないなー。。。という感じです。
船の上での病気の医療費などは一般の海外医療保険が適用になります。このあたりはさすがアメックス。かなり充実しています。
やっぱりオススメだった、オーランドの空港内のホテル、ハイアットリージェンシー。
クルーズ日程の候補が決まったときに、かるい夫婦げんかをしながらも、ぼくが押しとおした前泊用のホテル、ハイアットリジェンシー。
簡単に言うと
と反対する妻。
それに対して
と押し通したぼく。
それがそれが、なんとクルーズの予約時にも「空港から荷物部屋まで運ぶサービスオプションあるよ」と聞かれます。そのお値段「300ドル」。
と、結婚以来一番のドヤ顔を見せつけたのはいうまでもありません。
というわけで、お泊まりはハイアットリージェンシーオーランドがオススメ。
日本の代理店でもいいかも(苦笑)
とまあ、英語の解読で四苦八苦しながらもなんとか予約完了しました!今回はマイル航空券の関係で、公式サイトで予約しましたが、今考えると日本の代理店でもクルーズだけの予約はできそうですよね。しかもクルーズ予約の手数料というのは、ほぼないそうですよ。やっぱりたくさん部屋を抑えているディスカウント料金(卸価格)みたいなのがあるんですかねー。
それはいいとして、たとえばこちらの会社とか。「目的地空港へ到着後、日本語係員が乗船までお世話します。」って、すごい!
ディズニークルーズから手紙がとどきます
予約完了後まもなくしてディズニークルーズから予約カードが届きます。ちょっと気持ちが盛り上がってきますねー。
Q:小さいこどもがいますが楽しめますか?
小さなおこさまがいるときこそ体験してほしいと思います。アメリカという国もディズニーという世界も「こどもは神」ですので、こどもがいるだけでVIPです。そういうところはさすがですよね。もちろんこども向けのイベントもたくさん。こどもが楽しめたら親も楽しいですよ。
ただ!クルーズは間違いなく楽しめますが、出港地のポートカナベラルまで、むしろフロリダまでいくのが大変です。わが家の場合は運良くマイルが貯まっていたので、シカゴまで快適に行けて、そこからアメリカ国内線で3時間でフロリダに行けましたが・・・・・・。
子ども連れビジネスクラスの座席はどこがおすすめ?ANAスタッガードシートは横並びができないので要注意。
家族4人で人生初のANAビジネスクラス。フルフラットシートから食事、いたれりつくせりのサービスまで。満足度が高すぎる。
船は揺れますか?
ぼくらのときはほとんど揺れませんでした。ほとんどというのは、出航した日の夜、最終日港に戻る日の夜に少し揺れを感じました。ほかのブログとかを読んでも「最終日の夜少し揺れた」って書いてあったので地形なんだと思います。
といっても、ドリーム号は超大型船なので、ぼくらが「揺れる」という言葉でイメージするような揺れではないです。寝てたら気づかないくらいだと思います。
上層階はエレベーターが混むと聞きました
たしかに夕食とメインイベントは2・3Fなので、夕食スタート時などは「あっ混んでるね」というときはあります。でも逆にいえば降りるときは高層階のほうが先に乗れます。5・6Fなどから乗る方が難しいと思います。実際5・6Fからは階段で降りている方も多かったような気がします。
帰るときは食事が終わる時間が家族によって違うのでそれほどすごい混み方はしません。
それよりもプールやドリンクバーに近いのは本当に便利なので、10Fがおすすめです。
ディズニーワールドよりおすすめ?
これは断言します。ディズニーワールドよりもぜーーーーーーーーーーーーったいクルーズがおすすめです。わが家はクルーズのあとディズニーワールドにいったのですが、「ディズニーワールドこなくてもよかったね。クルーズだけでよかったね。」と言ってました。
混まない、荷物持たない、キャラクターとすぐに写真撮れる、食べ放題、飲み放題、ショーのクオリティ高すぎ、暑くなったらプール、部屋で休憩できる、これがクルーズ。メリットしかない・・・・。
食事の時間は自由ですか?
「朝食」「昼食」「夕食」で違います。
朝食
船内のいくつかのレストランでブッフェスタイルになります。メニューはどこでも一緒です。日替わりでいろんなレストランを楽しむのも、11Fのデッキで楽しむのもなんでもありです。(*最終日の朝食だけ指定があります。)
昼食
レストランによってメニューが違います。着席、オーダー形式の食事になります。レストランの指定はないので、日替わりで楽しんでみてくださいね。
夕食
夕食だけレストランと時間が指定されます。レストランは3つのレストランから、時間は2交代制です。時間は予約時にエントリーします。レストランはチェックイン時に全行程分指定されています。
2交代の時間ですが、裏側でメインのショーも2交代制で開催されています。ショーをみてから食事、もしくは食事をしてからショーになります。
ルームサービス
24時間無料のルームサービスもあります。至れり尽くせりですね。
持っていった方がいいものはありますか?
もしキャラクターやプリンセスがお好きであれば、サイン帳はあったほうがいいと思います。というのも、パークでは考えられないほどたくさんのキャラクターやプリンセスに会えます。
クルーズだけで20人くらいはサインもらえるんじゃないでしょうか?船長さんのサインもらっている方もたくさんいらっしゃいましたよ。
あとは薄いパーカー。これは絶対。信じられないくらいエアコン効いているので。これはクルーズだけじゃなくてフロリダ全部でしたけどね。
逆に要らないのは「浮き輪」。クルーズの中では浮き輪は使えません。ライフジャケットのみです。
こどもたちの思い出にしっかり刻まれたディズニクルーズ
2週間のフロリダ旅行でそこそこいろんなところに行ったのですが、7才5才のこどもたちは口を揃えて「船にまた乗りたい」と言っています。親以上に言葉の理解はできていないはずですが、それでもこれだけ楽しかったのであれば親もうれしいですね。
くどいようですが、フロリダディズニーワールドを狙うのならぜったいにクルーズです。
ディズニークルーズ体験記はこちら
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【口コミレビュー】ディズニークルーズinフロリダは最高の思い出に。料金はプールもショーもレストランも全部無料なので子連れにもおすすめ。