子育て・教育

「3才の壁」と「小1の壁」と「夏休みの壁」ってみんなどうしてる?時短終了と転職活動、そして「女性は働くな、ということだね。」という妻の一言。

投稿日:2015年10月18日 更新日:

「3才の壁」「小1の壁」という言葉があります。

これは3才の子どもや小学校1年生の子どもが感じる壁ではなく、子育て中の親、とくに働くママ(母親)が感じる壁のことです。

こどもが生まれるというとても幸せなイベントの裏に「働く場所を失うかも」「もう働くことができないかも」という、とっても残念すぎることが同時に起こってしまう。そういう意味の言葉です。

それはもちろん経済的な問題もありますが、自分ががんばってきた自信というか証というかそういうものを失ってしまうことへの怖さもあると思います。

残念ながら、わが家もそうでした。3才の壁、小1の壁どちらも体験しています。完璧に乗り越えているとはいいづらいけど、でも毎日を過ごしています。

わが家は少し特殊な事例かもしれませんが、少しでも参考になればうれしいです。

わが家の状況

わが家に長女がうまれてきてくれたときは

・ぼく:会社経営(自宅からオフィスまで徒歩圏内)

・妻:フルタイムの正社員(自宅からオフィスまで片道1時間30分、比較的大きな会社)

という状況でした。

妻は時短勤務。でも3才の誕生日まで。

その妻は長女が1才になるときまでは育休をとってそのあと仕事復帰しましたが、いわゆる「時短勤務」という業務形態です。「満3才の誕生日の前日まで16:00までの勤務」が許されます。(*ただしその分給与は減ります。)

職場から保育園まで1時間半かかるので、早くて迎えにいけるのが17:30になります。でも仕方ないので、3年間はこれを続けてきました。

時短勤務が終了、さてどうする??

当たり前ですが、その「時短勤務」も終了します。そのまま働くと18:00までの勤務、そこから迎えにいけるのが19:30、という生活に。もちろん残業が入ると20:00、20:30と遅くなります。

保育園では夕ご飯はないので、そこから夕ご飯です。いやいやそもそもそんな時間にやっている保育園が少ないので、保育園に預け続けるとしたら、転園も考えないといけません。

というより、19:30に迎えにいってそこからご飯だとどんなに早くても夕食が20:00、もしかしたら20:30近くになることも考えられる・・・という生活を3歳の子どもににさせるわけにはいかない、という親の価値観がわが家では優先されました。

転職、もしくは仕事をやめる。という選択肢しかなくなる。

となると、妻が転職するしかありません。(もしくは仕事をやめる)

自宅に近い場所で働くか、時短勤務が許される職場へ転職するか、いずれにしろ妻は、慣れた職場、慣れた仕事を手放すことになります。そしてこれから「働きたい」としても、少なくとも正社員かつフルタイムで働くことをあきらめるしかないんです。

妻の働き方を変える前提の話ですが、夫側の働き方を変えてもかまいません。わが家では将来的な収入などを考えて妻の働き方を変える判断をしましたが、ここでは夫婦どちらかが働き方を変えないといけない、という趣旨で書いています。でもほとんどのケースでは女性側が働く環境を見直すことになると思います。

3歳の壁も大きいけど「小一の壁」はもっと大きいハードル・・

さらにママたちを悩ませているのは「小一の壁」。小学生を預かってもらえる場所は「学童保育」といわれるものになりますが、その学童保育は遅くても18:00まで。つまり定時に終わってもお迎えは間に合わないという状況です。。。

となると、こどもが自分で鍵をあけて親が帰って来るまで家で待っている、ということになります。

こうなってしまうと、小一のタイミングで退職を考えるママはとっても多いみたいです。うちの妻も職場の人事部に「フレックスで働けないか」という交渉をしていますが、それも前例がなく、これまで同僚たちは「3歳の壁」もしくは「小一の壁」でやむなく退職しているそうです。

もしフレックスが認められたとしても、妻の定時は「8:00ー16:30」になって、毎日自宅を出るのが6:30になります。子供たちは起きたらママがいない、という状況になります。

おじいちゃんおばあちゃんと一緒にいれるのであればまだいいかもしれませんが、核家族だったり、祖父母の協力が難しい状況だとやっぱり退職もやむを得ません。妻の会社は上場こそしていませんが、結構大きな規模の会社です。それでいてこれが現実ですから、中小企業ではもっと大変ですよね。

後日談

うちの妻は「8:00ー16:30」で交渉が成立してがんばりましたが、結局「小一の壁」で仕事の継続を断念して派遣スタッフとして転職しました。それでも子供たちにとってはギリギリだった気もします。

もし08:00からの勤務が認められたとしても、家を出るのは06:30。下手すると朝起きたらママがいないわけですし、少なくとも朝ごはんは一緒に食べられません。夕方も2−3時間くらいしか一緒にいれません(こどもたちは21時には寝るため)。その間、妻は洗い物や洗濯もしますしね。ほとんど会話がなかった日もあったかも。それはそれでなかなかツライものがありますよ。

自己責任だけでは片付けられない大きな問題。

もちろん「働かない」という選択肢もありますし、自宅の近くで派遣社員やアルバイトとして働く、という選択肢もあります。子供を産むという選択をしたのも自分達ですしね。それでもやっぱり「自己責任」「自己都合」では簡単に片付けられない複雑な心境です。

うちの妻のことではないですが、こうやって優秀な人が活躍できる場がなくなっていくのは、損失が大きいなぁと思います。

妻の一言。

もう女性は働くな、ということだね。

どう考えても「女性に期待する労働力は子供を妊娠するまで」というのが現実ですもんね。

限られた選択肢

こうやって考えると、子育て世代の夫婦そろっての働き方はこの選択肢しかありませんよね。

  1. 夫もしくは妻がフルタイムの仕事をあきらめる(もしくは仕事自体をあきらめる)
  2. 祖父母や親族のサポートを受けられる環境にする
  3. 民間のサポートを受けられるようにする(シッターなど)
  4. 子どもの自立を信じる

わが家は、結局1を選択することに。それでも、妻が忙しいときには、ぼくが子どもたちを迎えに行ったり、早く会社を出て家に戻ったりしながらだったので、妻もなんとか新しい職場を見つけられたようなものです。正直ぼくが普通の会社勤めだったらほぼ無理だったと思います。

おなじような悩みの質問をいただきました。

ブログを読んでいただいた方からご相談をいただきました。ざっくりまとめると

  • 上の子が今度小学生、下の子は年中さん。
  • いまは夫婦ふたりとも自宅から勤務地が遠いので延長保育を使ってなんとかやりくり。
  • フルタイムで働くと学童の預かり時間までに帰れない。
  • 奥さんの手取りが20万円に届かないくらい。
  • ご主人の給料だけでは生活は厳しくなる。

という状況で、これからどうしたらいいか悩まれていました。いやー本当にあるあるですよね。ご相談をいただきましたが答えはないんですよね。ぼくも知りたいです。

夏休みの壁はとんでもなく高かった

そしてそして、楽しいはずの子どもたちの夏休み。そんな夏休みが共働き家庭にとっては最大の関門。「夏休みの壁」という新しい壁の登場です。

保育園の同級生の家庭の子に聞いてみると、毎日学童は当たり前。なかには小学一年生なのに、毎朝ひとりで戸締りして学童に出かける家庭も。すごい。。

ただわが家の学童は費用が問題で、たとえば民間の学童に預けると週5で朝から夕方まで通うと月額10万円近くになってしまいます。それはそれでどうなんだ・・というね。

お金で解決する問題は簡単

この問題はお金の問題だけではありません。

こういう問題で悩んでおられる方は、夫婦どちらとも仕事を頑張ってきてこられた方だと思うので、その仕事から離れるということは自分の価値がなくなってしまう、というような感覚になるんですよね。

「お金どうしよう」という悩みだけだったらそれほど難しくないです。「私の人生ってこれでいいのかな?」という悩みのほうがもっともっと向き合う時間が必要な気がします。

そういう意味では国や自治体が、男性女性問わず働けるような取り組みをどんどん広げてもらいたいところです。「保育園落ちた」とか本当にありえない。それこそ国に「そこまでして働かなくてもいいんじゃないですか?」って言われているようなものです。そういう問題じゃないんです。

派遣、短時間勤務を探してみる

といっても国の動きを待っている時間はないので、やっぱり自分たちでやれることはやらないといけません。

その上で、いろいろ考えてやっぱりどうしてもお仕事の変更(転職)という選択が必要だったら、なんとか希望通りの会社を探してみたいものです!みんなが笑顔になれるようなお仕事が見つかりますように!

もしかしたら社内保育、子育て支援に力を入れている会社が見つかるかも。こういうときは会社探しのプロに相談してみるのも手です。(紹介サービスの利用料は企業から支払われているので、登録・相談・紹介含めて完全無料です。)

1:フルタイムで仕事をしてきた方でこれからも頑張りたい方

これまでフルタイムでばりばり働いてこられていた方で、これからもなんとか調整できるならできるだけ働いて活躍したい、と思われる方は大手人材紹介会社がおすすめです。

うちの妻の場合はこのパターンでした。週4、残業ほぼなし、在宅も検討可能、という条件で探しました。もちろんすべてが叶うことはなく、2ヶ月3ヶ月とかかりましたが、なんとか「ここなら働ける」「ここで働けるなら働いてみたい」と思える希望の会社が見つかりました。

88BLOG
やっぱり案件数が多い大手企業の方が、いろんな条件でがんばって探してくれるようです。あと根気強く探してくれた担当者さんにも恵まれました。

【東京都限定】東京仕事相談センターが便利

東京都限定のサービスのようですが、公益財団法人東京仕事相談センターという「女性の再就職を応援する完全無料のサービス」があるようです。「東京都が設置した女性の再就職を応援する専用窓口です」と書いてあります。スキル指導もあるようですので、もしブランクがある場合はこちらの利用もおすすめです。

2:お小遣い、子どもの習い事の費用くらいを稼いでみたい方

もしそこまでバリバリじゃなくて、自分のお小遣い、もしくはこどもの習い事の費用くらいを稼げたらいいな、という方はママ向けのサービスもありますので、こちらのほうがおすすめです。

時間を節約できる家電を買うのもおすすめ

お子様との時間を1分でも確保するための家電を手に入れるのも一つの方法です。一番はやっぱりこちら。アマゾンのレビューもとてもいいようです。共働き家庭にとっては、食洗機と乾燥機付き洗濯機と合わせて新三種の神器です。




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