「どうせ年金はもらえないから払っても意味がない。」そんな声がよくありますが、じつは調べてみると国民年金の制度は、本当にお得な制度でなんです。とくに家庭持ちには最優先で払うべきです。ということが分かりました。
(*会社勤めなどで給料天引きされている方は気にされることはありません。)
国民年金は、老後のお金だけじゃない。
国民年金というと「老後にもらうお金」という意識がありますよね。ぼくもそうでした。でも支給開始年齢が60歳から65歳になり、いまは70歳支給開始も検討されているとか。そういう話を耳にすると
みたいな話になるのもわからないではありません。
遺族年金という強烈な保障がある
ただそれだとしても国民年金は払った方がいいんです。しかも子育て世代はとくに最優先で払うべきです。それが「遺族年金」という制度です。
遺族年金は国民年金を払っていれば自動的に適用になっています。
簡単にいうと、配偶者が死亡してしまったときに子どもがいたら、こどもが18歳の誕生日を迎えたあとの3月末日まで、毎年お金が支給されます。その額約78万円+こどもの人数に応じてお金が加算されます。
うちの家庭の場合は、妻1人+子2人ですから、779,300円+224,300円+224,300円=1,227,900円が、年間支給額です。1ヶ月に10万円が毎月支給されるわけです。ざっくりと下の子が18歳になるまで。この保障は大きい!!!
しかも!「寡婦年金」として妻が65歳になるまで支給継続
下の子が18歳になったら支給終わり??いえいえ、妻が60歳から65歳になるまでは、違う制度のもと支給されます。これを「寡婦年金」といいます。そこから先は「老後の年金」に切り替わります。なんと素晴らしい制度!
厳密に言うと、下の子が18歳なって3月を迎えてから、妻が60歳になるまでは空白の期間ができてしまいますね。かつ、「保険料納付済期間と保険料免除期間をあわせて25年以上の年金期間があること」というのが寡婦年金の条件ですので、ちょっとややこしいです。ただこういう制度もありますよ、という程度で。
もらうには条件がある。3分の2の期間払い済みであること。
ただこれをもらうには条件があります。死亡した人が「保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。)が加入期間の3分の2以上」の年金を支払っていることです。
加入期間は20歳から。つまり20歳から現在までに3分の2の期間、年金を払っていれば大丈夫。
特例で、過去1年間滞納がなければ支給される!
「3分の2払ってないからやっぱりだめだ・・・・」そういう方に朗報です。
平成38年4月1日前の場合は死亡日に65歳未満であれば、死亡日の属する月の前々月までの1年間の保険料を納付しなければならない期間のうちに、保険料の滞納がなければ受けられます。
期間限定の特例があって「過去1年間滞納がなければ支給」されます。子育て世代で、年金滞納している方は、過去1年間分をいますぐ払いましょう!!!
障害年金という制度までついてる!
これだけでも払う価値があるのに、まだまだお得な制度が。国民年金おそるべし!それが「障害年金」。1級障害、2級障害と認定された場合は、また手厚く保障される制度です。
年金は「掛け捨て型の保険」と思えば納得できる!?
年金ってもらえないのに・・・って言いながら「民間の保険」に加入しているかたもいらっしゃると思いますが、民間の保険よりもまずは「国民年金」が先ですね。掛け捨て型の充実保険だとおもえば。おまけで老後に掛け金が少しだけ戻ってくるかもしれない。というなんとお得な制度!
いずれにしろ年金の保障を基本に、足りない分を民間の保険や貯金や投資運用でカバーする、という視点が必要ですね。いままで何も知らないで払ってきていました。それが悪かったのかむしろよかったのか。なにはともあれ、子育て世代は「年金の支払い」が最優先です。
年金はカード払いもOK。ポイントもためちゃおう。
年金はクレジットカードでも払えます。クレジットカードのポイントも貯めちゃいましょう!
ただ・・ここでもまたアメックスが使えない・・・。
アメックスここでもか・・・・。ダイナースですらOKなのに・・・。ちょこちょこ惜しいなアメックス・・・
年金でポイントを貯めたいなら、まずはこの1枚が無難です。
カードをつくると15,000円もらえる??
-
A8経由だと現金15,850円がもらえる。三井住友VISAカードの申込みならセルフアフィリエイトがおすすめ。
そもそも、いま本当に必要なお金と保障を知っていますか?
そもそも本当にいま必要なお金と保障を知ることが大事ですよ。
30代4人家族の「貯金」と「保険」と「投資」の金額と内容を大公開。多い?少ない?