30秒でわかるこの記事のまとめ
- PP単価とは1プレミアムポイントを貯めるために必要な金額
- PP単価にこだわるよりも株主優待の利便性重視がおすすめ
- SFC修行を一生の思い出に
ANAのスーパーフライヤーズカードを手にいれる旅、いわゆるANA修行・SFC修行を計画するってすごいワクワクするんですよね。SFC(スーパーフライヤーズカード)を手にいれるという目的、そしてそのために旅行の計画を立て、しかもほとんどは一人旅。いろんな先輩方のブログも読んで、気分は盛り上がり。。。
そんなとき、ぼくもそうでしたがハマりやすいのが「PP(プレミアムポイント)単価」というもの。今回は「PP(プレミアムポイント)単価ばかり考えると痛い目にあうよ。」というお話です。
PP(プレミアムポイント)単価とは?
PP(プレミアムポイント)単価とは、1PP(プレミアムポイント)を獲得するために必要な金額です。SFCカードをゲットするにには50,000PPが必要なのですが、そのために50万円かかったのであればPP単価10円、40万円で獲得できればPP単価8.0円となります。
なるべくPP(プレミアムポイント)単価をおさえたくなってしまう
やっぱり計画を立てているうちに、なるべくPP(プレミアムポイント)単価を低くしたくなる衝動にかられるんです。もちろんお金の面もありますが、なんか「こんなおいしいプラン見つけたよ!」って言いたくなるというか。。そして僕もOKAーSINタッチ2回、SINタッチ1回、というまさに修行なプランを作成してご満悦でした。
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最短最速!?たった3回で50,000PP貯める方法とANA上級会員になった効率重視のSFC修行プラン。マイルとプレミアムポイントの違いもこれで完璧!
1回も「PP単価いくらでしたか?」と聞かれたことはありません
ぼくが修行したのは2017年の1月と2月。調べに調べまくって超効率重視でプランを作りました。気になるPP単価は8円台。大満足のプランでした。
が、おかげさまでたくさんの方からご質問をいただいたり、リアルでSFCメンバーとお会いすることもありますが、「一度もPP単価を聞かれたことはありません(もちろんぼくも聞いたことない)。」
もちろんお財布事情はあると思いますが、PP単価は自己満足に近いものがあります。PP単価を気にするよりももっと利便性高く、なによりも楽しんでSFC修行をするのがおすすめです。
PP(プレミアムポイント)単価よりも利便性:プレミアム旅割28より株主優待
まずはこれ。ANA修行・SFC修行に大人気のプレミアム旅割28。ぼくも国内線4本はすべてこれ。とはいえ、いま考えると株主優待でもよかったなーという気もします。競争が激しい、という面もありますが、なによりアクシデント時にいつでも便を変更できるのが大きいです。
プレミアム旅割は2018年10月28日よりANA SUPER VALUE PREMIUM(スーパーバリュープレミアム)28となりました。ただしサービス内容についてはほとんど変更はありません。
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プレミアム旅割28は激戦で取れないので、ANA修行・SFC修行はANA株主優待チケットがオススメ。
しかもちょっと脱線しますが、とくにOKAーSINタッチのときに便を自由に変更できるのであれば、チャンギー羽田便を利用できる可能性も検討しやすくなるんですよね。時間的に。
僕の場合はとにかくプレミアム旅割28ありきでそれに合わせて国際線もとったので、どうしてもチャンギー成田便となり、そのまま陸路で羽田まで移動する、というプランにせざるを得なかったのです。
OKAーSINタッチは本当に体力の消耗が激しい
OKAーSINタッチは本当に体力を消耗します。国際線はプレミアムエコノミーでしたが、それでも本当に疲れました。。
その一方で、羽田ー那覇便の国内線プレミアムシートは楽しすぎ!!!!最高!!!!あれは本気で何回でも大丈夫!というより、何回でも体験したい!
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【ANA修行・SFC修行体験記 1日目】OKA-SINタッチ(オカシンタッチ)。初めてのANAラウンジに興奮。でも体力はかなりつらいので要注意。
そういう意味では、羽田ー那覇ー羽田、もしくは羽田ー那覇ー新千歳ー羽田くらいまでだったら、本当に楽しいと思いますしオススメ!PP単価多少悪くなっても、楽しいほうが重要です♪
ホテルも結局いいところに泊まりたくなる。
ホテルも結局節約モードだとげんなりします。。まぁ楽しいのは楽しいですけどね。隣の食堂はこちら。ローカル色強すぎる。。。
というわけで、今週末のホテルはどん。
最後のホテルはどん。
なんだ、国内線を優雅に飛んでた方が安いのではないか、というね。。
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【ANA修行・SFC修行 OKA-SINタッチ】ホテルは少しずつグレードアップ。1泊5,000円の安宿から25,000円の5つ星へ。
国内線は1日で1往復できるのがいい
国内線の場合は、1日で往復できるので「ちょっと飛行機乗ってくる」って行けるのがいいですよね。海外はどうしてもそういうわけにはいきません。都合もつけやすいです。サラリーマンの方は会社休まなくても全然OKです。(プレミアムシートの競争率は高いですけどね。)
PP(プレミアムポイント)単価が安くなるプランはキャンセル不可。もしOKAーSINタッチで体調を壊すと・・・・
PP単価が安い=チケット購入費用が安い=キャンセル・変更不可という流れになることが多いです。ということは、もし体調を壊してしまったら、たとえばOKA-SINタッチの場合は、10万円を捨てることに!!!!もしそうなったらPP(プレミアムポイント)単価どころの話ではなくなりますよね。
その点、株主優待の国内プレミアムのみのプランだったら、いつでも変更できるので無駄になることはありません。
行ってみたかったところに修行に行くのもおすすめ
せっかくの修行、しかも一生に1回のことなので、行ってみたかったところに行ってみるのも楽しそうですよ。たとえば北海道でも新千歳空港じゃなくてオホーツク海を眺める女満別空港とか。
羽田ー那覇ー福岡ー新千歳ー羽田という空港グルメ旅もたのしそう!
海外は24時間空港があいているシンガポールが便利
海外だとは24時間空港があいていて便数も多い便利なシンガポールはやっぱりおすすめですが、なかなか家族旅行では行かないところもよさそうですよ。モンゴルとかチベットとかどうですか?
50,000PPのうち25,000PPはANA利用が必要です。のこりはスターアライアンス加盟の航空会社であれば大丈夫です。
欧米路線はプレミアムポイントの加算率に注意
あっ、ハワイでももちろんいいのですが、ハワイは欧米路線になってプレミアムポイントが通常の1.0倍の加算になります。アジアは1.5倍、日本国内線は2.0倍になるので、どうしても!という理由がなければ、ハワイは家族旅行でゆっくりするのをおすすめします。
費用が50万円から60万円になっても一生の思い出になるほうがいいと思う
ここからは個人的な感想ですが、PP単価や費用を安くするのもいいのですが、せっかくなら一生の思い出になるほうがいいと思います。予算が50万円から60万円になってもいいじゃないですか。みなさんお金に余裕がある方なので。。。SFCに興味を持てた時点でかなりお金持ちだと思いますよ。
もしお時間に余裕のある方だったら、日本全国の空港に一般シートで回る、というプランも楽しそう。プレミアムシートがおすすめなのは、少ない飛行回数でたくさんプレミアムポイントを稼ぐことなので、もしお時間があれば一般シートでもいいと思います。
まとめ
というわけで、国内線プレミアムシートでSFCを目指すのも、見た目のPP(プレミアムポイント)単価は高くなりがちですが、結局のところ、時間と必要なお金とあと体力のバランスを考えたら、どっちがいいかわかりませんね。
今回は「ANA修行・SFC修行は「PP(プレミアムポイント)単価も大事だけど、費用重視よりもSFC修行を一生の思い出にするのがおすすめ。」という記事でした。
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