はじめての海外投資への挑戦に選んだETF。対象銘柄は「iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF(PFF)」と「バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) 」の2本。
少しずつ買い足してきたのですが、はたしてどれくらいの運用効果が出たのでしょうか?
*海外ETFの銘柄選択についてはこちらの記事を参照してください。
30代投資初心者の「はじめての米国ETF」。ETFとは?から銘柄選び、手数料まで自腹で検証レビュー。
毎月配当の「iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF(PFF)」は5.74%の利回り達成!
まずは5%以上の配当利回りをうたっている「iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF(PFF)」から。
株価ベースだと+3.24ドルですが、毎月分配される配当金の累計が9.43ドルになったので、配当と株価の値上がりを含めた実質利回りは5.74%になりました。
購入単価 | 36.78 |
購入数 | 6 |
投資額合計 | 220.68 |
株価変動 | +3.24 |
単純利回り(株価ベース) | 1.47% |
累計配当額 | 9.43 |
総合収益 | +12.67 |
実質利回り(株価+配当) | 5.74% |
「バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) 」は値上がりが続き7.60%の利回り達成!
続いて「バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) 」。
このETFは、想定配当利回りは3%程度。ただ先ほどのPFFよりも株価自体の値上がりが期待できたので、購入を決定しました。
こちらが運用結果です。
分配された配当金の累計が14.37ドルになりました。しかも狙い通り株価が値上がりし、実質利回りは驚異の7.60%に!投資開始から1年間しかたってないのに、675ドルの投資で、すでに50ドルを超える収益はうれしい!
購入単価 | 84.59 |
購入数 | 8 |
投資額合計 | 675.72 |
株価変動 | +37.04 |
単純利回り(株価ベース) | 5.47% |
累計配当額 | 14.37 |
総合収益 | +51.41 |
実質利回り(株価+配当) | 7.60% |
今後の運用はVYMを中心にする予定。
約10万円の投資にも関わらず、わずか1年間で合計で6,500円ほどの利益がでているなど、2種類のETFはどちらも高いパフォーマンスを出してくれていますが、今後はPFFよりもVYMを中心に追加投資をしていく予定です。
理由としては、PFFは毎月配当がもらえてありがたいのですが、長期で見ると株価自体が値下がり傾向にあります。
もちろん値下がり分は配当で十分にカバーできている、というよりむしろプラスなのですが、やっぱり3年前に40ドル前後のレンジだったのが、現在は37ドル前後まで下がっているので、少し気になります。
基本方針
- 毎日700円分の米ドルを住信SBI銀行で定期購入(米ドル購入では国内最安手数料の1ドル0.2銭)
- 毎月1本のVYMを定期購入
- 余ったお金はオプションのために米ドルのままキープ
オプション
- 大きく値下がりしたときに、PFFとVYMをバランスをみながら追加購入(米ドルのままキープしていたお金を使う)
この方法だとざっくりですが、700円×22日(平日)=15,400円。15,400円×12ヶ月=184,800円。ここまでが実際の投資額。それが7%で運用できれば、184,800円×107%=197,736円ということで約20万円分の米ドルを貯めていける計算になります。
単純計算で10年後に200万円相当額。10年後にもしふたりのこどもたちが「留学したい」と相談してきたときに、「お守りがわりに持って行きなさい」って、10,000米ドルずつくらい渡せるようになれるようにがんばります!