ダイナースプレミアムカードを保有していると、一休.comの最上級グレード「ダイヤモンド会員」にステータスマッチしてもらえます。ホテルのステータスマッチといえばSPGアメックス。ぼくもSPGアメックスの恩恵をたくさんいただきましたが、ふと「一休.comダイヤモンド会員のほうがSPGアメックスよりもよくない?」となったので、比較してみました。
ステータスマッチ:自社会員と他社の会員を同等扱いにすることです。今回の例では、ダイナースプレミアムカード会員は自動的に、一休.comのダイヤモンド会員と同等に扱います。という意味です。
一休.comの会員グレード一覧
一休.comの会員サービスは以下のように設定されています。ダイヤモンド会員は過去6ヶ月間の利用金額が30万円以上!という条件があります。ただし、ダイヤモンド会員限定の特別プランが用意されています。
6ヶ月の利用金額 | 特典 | 宿泊ポイント(カード決済) | |
ダイヤモンド会員 | 30万円以上 | ダイヤモンドプレミアプランあり | 5% |
プラチナ会員 | 10万円以上 | スペシャルプランあり | 4% |
ゴールド会員 | 5万円以上 | スペシャルプランあり | 3% |
レギュラー会員 | 5万円未満 | 2% |
一休.comダイヤモンドプレミアプランの特典
一休.comダイヤモンドプレミアプランの特典は、ホテルによって異なります。なので少し調べてみました。また公式サイトから予約した場合の金額も一緒に調べてみました。
アンダーズ東京
まずは東京虎ノ門の高級ホテル、アンダーズ東京です。一休.comダイヤモンド会員としてオファーがあったプランがこちら。
- 51Fのアンダーズラウンジに24時間アクセス
- 朝食無料
- ジム・プールアクセス
こちらのプランで料金は44,966円(一室2名)でした。まったく同じプランを公式サイトで調べてみると、なんと57,800円(一室2名)。約13,000円もお得です。しかも一休.comダイヤモンド会員はカード決済で5%引きとなるので、さらに2,000円以上割引になり、その差は15,000円を超えました。一休.comダイヤモンドおそるべし!
東京マリオットホテル
つぎにSPGによるスタータスマッチが誇る東京マリオットホテル。一休.comのプランはこちら。
- 21F以上保証(クラブラウンジアクセス保証)
- 朝食無料(ラウンジにて)
こちら料金39,240円(一室2名)。まったく同条件の公式サイトプランでは43,120円(一室2名)。こちらも4,000円程度、一休.comが安いです。しかもとんでもないことに、このプランはポイントが20倍になります。一休.comはポイント即時利用ができるので、約10,000円の値引きになります。30,000円(一室2名)で東京マリオットのクラブフロアに泊まれるなんてお得すぎてよくわかりません。なんじゃこりゃ!
SPGアメックスのステータスマッチが有利なところ
とはいっても、SPGアメックスが有利な部分もあります。それはレイトチェックアウト保証。一休.comダイヤモンド会員特典でもレイトチェックアウトがあるところもありますが、ホテルによって特典が変わるので、保証はされていません。SPGアメックス会員だとほぼ間違いなくレイトチェックアウトできますので、ここはSPGアメックスのメリットですね。
SPGアメックスとダイナースプレミアム(一休.comダイヤモンド)
こうやってみると、一休.comダイヤモンド会員が無条件でもらえるダイナースプレミアムカードはすごいですね。同じグレードのアメックスプラチナプレミアムカードと比べるとホテル特典が弱いと思っていましたが、一休.comダイヤモンド会員とのステータスマッチで十分カバーできている感じです(無料宿泊はアメックスだけのメリットです)。
ただ一方で、ANAダイナースプレミアムの年会費は167,000円ですので、ホテルに関しては2年目以降の無料宿泊や、それ以外にもかなりの特典がついてくるSPGアメックスの年会費が31,000円というのは、やっぱりSPGアメックスはコストパフォーマンスがとってもいいカードですね。
SPGアメックスカードのメリット最新情報はこちらにまとめています。
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