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楽天株を買って分かった「初心者に個別株が難しい理由」。そして投資信託をおすすめする理由と、失敗した銘柄。

投稿日:2018年6月6日 更新日:

いろんな投資を少ない金額で挑戦していますが、今回はじめて個別株(特定の企業の株)を購入してみました。購入した銘柄は「楽天(4755)」です。

ただ今回楽天株の値動きをみて、初心者には個別株は難しいということがよくわかりました。個別株をおすすめできない理由と、かわりに個人的におすすめする運用投資方法についてまとめてみます。

大暴落中の楽天株。でも評価は高い。なぜ?

この記事を書いている2018年6月現在、楽天の株価はこの一年大暴落中です。こちらが過去一年のチャート。どん。1年間で株価(企業価値)が半分になってしまっています。

 

でも業績はいいんですよね。そして、そういった数字をベースにいまの株価が割安か割高なのかを判断している数値も軒並み評価が高いのです。現在700円くらいの株価が1,100円を超えてもおかしくない、とプロが判断しているんです。

 

88BLOG
じゃあなんで株価が下がるの???ここは買うしかないじゃん。

ってなりますよね。

2019年3月現在、楽天の株価は1,000円台まで上昇しています。

2019年6月現在、楽天の株価は1,200円台まで上昇しています。くぅ・・・・・。

楽天を100株716.4円で買ってみた(71,600円)。

というわけで、初心者のぼくは「プロの意見」を信じて、楽天株を100株買ってみました。株価716.4円で買ったので、総額71,640円です。

でた、いつものパターン。買った瞬間に下がりだす。

そして購入直後、楽天の株価はさらに下げ始めました。はっきり覚えていませんが、1株709円くらいまでは下げたようです。

88BLOG
なんで?なんで?プロが推奨してる銘柄じゃん!

ってなりますよね。

業績は好調、専門家も「もっと上がる!」と言っていても、それでも株価が下がる。これが個別株の難しいところなんですよね。

個別株は「雰囲気」がある。これが読めない。

下がり続ける楽天株が気になっていわゆる掲示板というものをのぞいてみました。

するともう、すごいことになっていました。もちろん株価がさがっているので資産が減少している人が多いからもしれませんが、楽天という会社のネガティブな材料がどんどん投稿されていて、しかも経営能力を疑問視する言葉まで。

とくにサッカー選手を高額でスカウトした件などは散々・・・・・。(サッカー業界では「よくやった!」「ぜったい見に行く!」「プラチナチケットになるぞ!」と言われているのに・・・苦笑)

結論からいうと、株価が下がり続けていることで、楽天という会社に不安に感じてしまう雰囲気がすごいんです。業績の実体と、かけ離れた人間の感情がうずまいていて、それが一企業、一経営者の動きに過敏に反応している状態です。

1,000円くらいにはなるかなーと軽く考えていたぼくも718.3円で売ってしまうことに。

そして「1,000円くらいにはなるかなー」って軽く考えていたぼくも、ついにその空気に負けて718.3円(100株で71,830円)で手放すことに。190円の利益がでました(笑)

これからもっと上がるかもしれないし、明日にはもっと下がるかもしれません。正解は誰にもわかりません。でも少なくともぼくは個別株に投資することは、よっぽどのことがない限りないかなと。

一企業、経営者個人への非難がぼくには合わない

個別株は、一企業、経営者一個人の動きがもろに株価に影響するので、どうしてもそこに対する非難も強くなります。それがぼくにはあまり合わないかな、と感じたんです。もちろんぼくがその一企業、経営者一個人を信じきれてない、というのもあるんでしょうけどね。

なのでぼくは、一企業、経営者一個人が非難の対象にならない投資信託で運用を続けていきます。

失敗した投資信託銘柄

個別株の投資のかわりにぼくがおすすめできるのが「投資信託」です。

投資信託は複数の企業の株をまとめて(パックにして)運用するので、個別株にくらべると比較的安定しています。すくなくとも一企業や一経営者に矛先が向かうことはありません。とはいってもいろんな運用方針があるのでしっかり検討してくださいね。

基本的には投資したい方針に合う投資信託を選べばいいのと思うのですが、そのなかでぼくがちょっと失敗したと思っている投資信託はこちらです。

三菱UFJ国際-eMAXISSlim新興国株式インデックス

この三菱UFJ国際-eMAXISSlim新興国株式インデックスは、アジアを中心とした国の企業へ投資したい、と思っていたなかで、運用手数料が低かったのでこの一年積立型で投資していました。もちろんオススメではあるのですが、ぼくが失敗したと思っている理由は、「日本にいると新興国の情報が入ってこない」からです。

あまりにも情報が少なすぎる

毎日のニュースでアメリカ企業がどうだ、ドルがどうだ、って情報はある程度流れています。でも「今週はマレーシアリンギッドが値下がりしています。」とか聞いたことないですよね?

三菱UFJ国際-eMAXISSlim新興国株式インデックスは韓国の企業も含まれているのですが、「韓国の○○企業の新サービスが順調です。」とかもほとんど聞きません。

となると、こういった投資信託はぼくらが知っている情報とは別の動きをしてしまうのです。もちろん「だからこそプロにお願いする投資信託でしょ」という意見もあると思いますが、初心者にはやっぱり難しいと思います。

毎月数万円程度の積立ならわかりやすい銘柄がおすすめ

毎月数万円程度の積立ならもっとわかりやすくておすすめの銘柄があります。

ぼくがメインにしているのは、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス。さっきの失敗した投資信託に似ていますが、こっちは「先進国」です。アメリカ株を中心に運用されています。普段目にするニュースにほぼ連動して値動きするのでわかりやすいです。

ぼくも去年からほったらかし運用していますが、ちゃんとパフォーマンスが出ています。

ぼくなりの個別株の買い方

個別株は難しいのですが自分のなかではっきりとした理由があれば有効な投資だと思います。ぼくは自分が働いてみたいなと思う会社に投資してみることにしました。

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