ふとしたきっかけでプログラミングスクールを検討中。決して安くはない金額、しかも行くからにはしっかりとスキルを学びたい。ということで、たーくさんあるプログラミングスクールの中から2つのスクールに説明会に行ってきました。プログラミングスクールを検討している方の参考になれば♪
オンラインのみのスクールはやめた。
プログラミングスクールには、オンライン(通信講座風?)スクールと、オフライン(つまり通学)スクールの2パターンがあります。そのなかで、今回オンラインスクールは候補から外しました。理由は、なんとなく。。なのですが、何らかのリアル接点がないと個人的に脱落する可能性が高いかなーと思ったからです。
どうしても近くにスクールがない、通う時間はない、という方は、TECH ACADEMY(テックアカデミー)は担当メンター(相談者)がついてフォローしてくれるらしく評判がいいみたいですよ。
ぼくの場合は通学できるという前提で、いろいろ探して最後に候補にのこったのは2つのスクール。それがDive into Code(ダイブイントゥーコード)とG'sAcademy(ジーズアカデミー)。というわけで、行ってきました説明会。
エンジニアとして転職・就職したいならDive into Code(ダイブイントゥーコード)一択かも。
まず行ってきたのはDive into Code(ダイブイントゥーコード)。渋谷道玄坂を登りきったとこにあるスクールです(地味にしんどい・・)。
扉をあけて感じた第一印象は、「狭い」「くさい」「あつい」(笑)。
でもこれほめてます。「狭い」については、それだけたくさんの受講生が集まってるということです。授業だけではなく自習組もたくさんいて、教室スペースはパンパンでした。
「くさい」については、なんだろう、あの若者の独特のにおいです。男子寮のにおい(笑)?でもそれも意欲ある若者がたくさん集っているからですよね。
「あつい」は、熱気です。みんな本当にがっつり学習している雰囲気あります。
でもこれができるのは全部運営サポートがしっかりしているからなんですよね。教室には先生がいつも待機していて、質問にこたえてくれます。そしてまわりが一生懸命だと自分も追い込めますからね。とってもいい環境だと思います。
と質問したところ
とおっしゃっていたので面倒見はかなりいいと思います。
授業は2週間に1回。でも、いつでも自習OK。質問も受付中。
授業は2週間に1回。それ以外はオリジナルのオンラインテキストで自習、課題になります。ただ、教室にくればいつでも質問にこたえてもらえるし、オンラインの掲示板でも質問をいつでもすることができます。かつ他の方の質問も見ることができるので、おそらくかなりの疑問はこの掲示板で解決しそうな雰囲気。独学期間には心強いですよね。
共同作業、チーム開発の練習もできる。
あくまでも企業への転職・就職を目的にしているので、チーム開発体験もウリのようです。卒業までにはかならずチーム開発が必要なので、本当に面倒見がいいですよね。
企業からのニーズが大きいRuby/RubyonRailsを学べることが大きい。
ちなみに、Dive into Code(ダイブイントゥーコード)では「全カリキュラムのうちRubyが70%」だそうです。これはかなり大事なポイントで、この「Ruby」という言語は、いま企業側のニーズでもっとも大きい言語なんだそうです。なので、エンジニアとして就職・転職したい人には一番可能性のあるプログラム言語になります。
そういう意味も含めて「エンジニアとして転職したいならDive into Code(ダイブイントゥーコード)は超おすすめ」です。
Rubyができても、きれいな見た目はつくれない。目的が違うから。
ただ要注意。この言語は「きれいなwebサイトをつくる」という目的のプログラムではなく、サーバーサイドと言われる裏側の仕組みの言語です。なのでRubyをマスターしても、きれいなwebサイトを作れるようにはなりません。きれいなwebサイトをつくるには、違うプログラミング言語が必要です。
いろんなプログラミング言語を幅広く勉強したい方は、次にいったG'sAcademy(ジーズアカデミー)がいいかも。
表参道のオシャレスクール G'sAcademy(ジーズアカデミー)
(画像:G'sAcademy(ジーズアカデミー)サイトより)
表参道交差点から徒歩4分。246沿いのブルックスブラザーズが入ったビルの2Fにはいっています。こっちは入った第一印象は、おしゃれ。それにつきます。
フォロー体制は若干心細いかも・・・
授業は週に1回。それも理由にあるのかもしれませんが、基本的には自習室にいっても質問できる人はいませんし、質問をうけつける掲示板などもありません。毎週先生に質問できるといえばできるのですが、若干心細い気もします。
説明会でも
とのことでした。このサイトで自分で調べることも推奨されていました。
G'sAcademy(ジーズアカデミー)は転職・就職よりも、独立推奨型
G'sAcademy(ジーズアカデミー)はどちらかというと、就職支援・転職支援というよりは、いいサービスつくって独立しようぜ!系の後押しがすごいです。これはちょっと大事なポイントです。
見た目を整えるプログラミング言語も結構学べる
G'sAcademy(ジーズアカデミー)では、Rubyはほどんど学ばないそうです。裏側をつくるプログラミング言語はPHPと呼ばれる言語を学びます。RubyとPHPの違いについては、説明に自信がないのでちょっと省略です。ただどちらの言語もとてもメジャーですし、裏側のシステムをつくることはどちらでも可能なのでどちらでもいいでしょう。とくにさっきの「独立推奨」であれば、本当にどちらでもいいですよね。
そのかわり、独立推奨ということは、自分である程度完結できないといけないので、「見た目」のプログラミング言語も広く学べます。具体的には「javascript(ジャバスクリプト)」そして「jQuery(ジェイクエリ)」と言われるものです。
といっても、たとえばhtmlとCSSの内容は90分で終わり、あとは独学で。という、かなり無理があるスピードでもあります。
結論:どのスクールに行くかは何をしたいかによって全然違う。
結局「2つに絞った」と思っていたのはぼくだけで、実は目的が全然違うスクールでした。
Dive into code | G's Academy | |
独立・転職 | 徹底した転職支援 | 独立起業タイプが好き |
学習言語 | Ruby中心 | javascript PHP |
フォロー体制 | オンライン質問掲示板、常駐チューター | 授業もしくは独自で |
チーム開発 | 必須 | 特になし |
メンター制度 | 教室に常駐 | 2ヶ月間のメンター期間あり |
Dive into Code(ダイブイントゥーコード)は転職支援・就職支援がメインで、そのためにニーズのあるRubyを中心に学習し、見た目はあまり気にしない(転職先に見た目専門のプログラマーがいるので不要)。エンジニアになって転職したいならオススメです。
G'sAcademy(ジーズアカデミー)は、独立支援がメインで、ある程度自分で完結できるようにするのが目的。なので見た目のプログラミングも幅広く学ぶ。深堀するより広く知識を得たい、タイプですね。
そのうえで、Dive into Code(ダイブイントゥーコード) は、がっつりフォロータイプ。G'sAcademy(ジーズアカデミー)は、起業にむけてがんばれ!タイプ。ですかね。
というわけで、プログラム言語を学んでどうしたいのか??という質問にしっかり答えられることがスクール選びより大事でした♪
こぼれ話
とのことでしたよ。どっちがいいではなく、やっぱりプログラミングを勉強する目的なんですね。
各学校の卒業生の制作物だけをみてその学校を判断するのは危険です。どうしても初心者は「見た目がきれいな制作物がいい」と判断しがちですが、実際に現場で評価されるものはまったく違う可能性も高いからです。
公式サイトはこちら
(追記)ぼくは転職ではなかったのでG'sAcademy(ジーズアカデミー)へ。入学試験受けてきました。
プログラミングスクールG's Academy(ジーズアカデミー)のIDEA入試対策。求められているプレゼンはこれだ!
G's Academy(ジーズアカデミー)を受講した正直な感想
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起業ならG's Academy(ジーズアカデミー)、エンジニア転職ならDIVE INTO CODEをオススメする理由。プログラミングスクール選びは目的が大事。