起業・プログラミング

起業ならG's Academy(ジーズアカデミー)、エンジニア転職ならDIVE INTO CODEをオススメする理由。プログラミングスクール選びは目的が大事。

投稿日:2018年5月9日 更新日:

ぼくも通ったプログラミングスクール「G's Academy(ジーズアカデミー)」。ぼく個人としてはこのスクールに行ってよかったと思っています。ではいろんな人にもおすすめできるかというと、かなり疑問。むしろ「ちゃんと考えた方がいいよ」と言うと思います。「G's Academy(ジーズアカデミー)」をオススメできない理由は3つあります。

G's Academy(ジーズアカデミー)の批判記事ではありません。プログラムを勉強する目的をしっかり考えてスクールを選ばないとお金も時間も無駄になる、という趣旨です。

G's Academy(ジーズアカデミー)は「起業」が好き

G's Academy(ジーズアカデミー)をオススメできない理由は、G's Academy(ジーズアカデミー)は起業する人が好きということ。これは実際にスクールに入ってみても強く感じます。でもスクールが「起業する人が好き」なこと自体はなんにも問題ありません。

問題は「起業目的ではない人」がミスマッチを起こしてしまう可能性が高いことと、もう一つ「起業はそもそも成功率が低い」ことです。

1:起業=自分でゴリゴリ進むエネルギーが必要

G's Academy(ジーズアカデミー)の授業は、手取り足取り教えてくれるわけではありません。スクールでは「自走力」という言葉を使っていますが、要はプログラミングの基礎部分だけをさらっと説明し、あとは自分でがんばってね!というスタイルです。授業中はフォローしてくれるスタッフもいますが、できない人に合わせるという雰囲気はありません

課題も、指定された課題をしっかりこなすことよりも、課題はそこそこでも、それを超えた範囲で自分でコードを書いて実装してきたひとが評価される、そんな雰囲気です。

常駐メンターもいませんし、先輩を見つけたら自分で声をかけて質問する、という感じです。でも「起業したいならこれくらいやって当たり前ですよね?」という雰囲気だし、これはぼくもそう思います。待ってたら誰かが助けてくれるほど起業は甘くないでしょう。

起業目的なら本当に素晴らしい環境を用意してくれるG's Academy(ジーズアカデミー)。でも「合わない人はとことん合わない」と思います。「表参道いいよね」「スクールの雰囲気もオシャレだし」という選択は要注意です。

  • 授業は基本的な考え方のみ、あとは独学推奨(自走)
  • 課題は独学のきっかけづくりレベル。課題こなすだけでは実力つかない。
  • 常駐メンター制度なし。自分で声かけて質問する(もしくはネットで検索)。

2:起業はそもそも成功率が限りなく低いもの

G's Academy(ジーズアカデミー)は「起業」に向いている、というのはわかった。そのうえで「おれ起業したいし、G's Academy(ジーズアカデミー)がいいな」ってなるのも、少し待ってほしいです。

忘れてはいけないのが、「そもそも起業って成功する人の方が少ない、むしろ成功率が低い」という事実

たとえば50人の同期がいるとします。そのうち5人でも本当にプロダクトを世に送り出せたら、そのうち1人でも事業として成立したら、とんでもなく素晴らしい成果だと思います。それくらいのレベルです。

つまりは、(スクールの考えとは別かもしれませんが結果として)90%の人は自分のプロダクト(卒業制作)が日の目を見ることもなく、98%の人が事業として成立しない、という状況になっているなんです。ただそれを乗り越えていくのが起業家なんでしょうけどね。

  • 90%の人は自分のプロダクトが世に出ていかない
  • 98%の人がビジネスとして成立しない

3:ほとんどが目的を達成できていない雰囲気こそが問題

最後に少し課題かなとおもうところは、「ほとんどの人が目的を達成できていない」という雰囲気です。

物事にはタイミングというものがあるので、こればかりはなかなか難しいところでもあるのですが、たとえば起業したい人も転職したい人も、なかなか結果が出せずにいるときに、その理由を「技術の知識不足」に求めて、新しい言語の習得ばかり繰り返したり。もちろん新しい言語の習得はいいことなんですが、そこに逃げるような雰囲気があるのもたしかです。要は行き場がなくなっちゃってるんですよね。(これは自戒もこめて。。。。)

本気で起業したいならG'sAcademy(ジーズアカデミー)はオススメ

ここまで書いてきたのですが、本気で起業したいならG'sAcademy(ジーズアカデミー)はオススメです。24時間開放の教室など基礎的なことをざっくりと学んで自分でコードを書きまくる環境は用意されています。投資家の前での卒業プレゼンなどはこんなチャンスはそうそうありません。ちなみみ常駐メンターはいませんが、テラテイルなどの利用が推奨されています。

エンジニアとして企業で働きたい、転職したい、なら「DIVE INTO CODE」

初心者だけどエンジニアとして企業で働きたい、転職したい、ということがプログラミング学習の目的だとしたら、「DIVE INTO CODE」をおすすめします。ぼくも実際に無料説明会に行ってきました。

プログラミングスクール比較。Dive into Code(ダイブイントゥコード) と G’sAcademy(ジーズアカデミー) の説明会体験レビュー。

やっぱりプログラミングスクールとして「初心者からエンジニアとしての転職を応援すること」を目的としているので、そういう体制になっています。

  • 常駐メンター(授業外でもいつでも直接質問できる)
  • オンライン掲示板で過去の受講者の質問と先生の回答を全部見れる
  • 課題の提出が遅れがちの人をバックアップフォローする
  • 転職保証に近いことをやっている(カリキュラム達成条件あり)
  • 転職に有利なプログラミング言語に絞って学習している
  • 転職に有利な共同開発を必須としている

これ全部直接聞いてきた話です。転職するにはとてもいい環境だと思います。(逆に起業したいなら不向きかも・・・・)。プログラミングを学習する目的をしっかり考えてから決めてくださいね。説明会はどのプログラミングスクールもやっているので、実際足を運んでみるのが一番だと思います。

言ったことないけどこれは良さそうな雰囲気な侍エンジニア塾

侍エンジニア塾というプログラミングスクールを発見しました。特徴としてはマンツーマン指導ということ。ここでもやっぱりプログラミングを学習する目的をはっきりさせないといけないのですが、目的さえはっきりしていれば、学習するカリキュラムをオーダーメイドで構成してもらえるのは大きなメリットですね。

  • マンツーマン指導
  • カリキュラムが学習目的に合わせてオーダーメイド

でもやっぱり実際に足を運んで話を聞いて見るのが一番だと思います。侍エンジニア塾では無料体験レッスンやっているようなのでスクールとの相性をみるには最高ですね。スカイプでの体験レッスンも対応しているようですよ。




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