ANA修行・SFC修行で効率的にプレミアムポイントを貯めるためには欠かせない国際線プレミアムエコノミー。
いざ予約のときに気になるのは「どの席がおすすめ?」ですよね。一番前がいいのか、それとも一番後ろがおすすめなのか、あと窓側と通路側の問題もあります。成田ーシンガポール間は7時間かかるので席選びで失敗したくありません。
今回のOKA-SINタッチ修行では、成田ーシンガポール間でANA国際線プレミアムエコノミーをいろんな席で6回利用したので、体験談からおすすめ席をレビューします。
そもそもプレミアムエコノミーは座席数が少ない。
機種によりますが、そもそもプレミアムエコノミーは座席数が少ないです。今回利用した788前期型では21席しかありません。前方はビジネスクラス。後方はトイレをはさんでエコノミークラス。こんな感じです。
この21席の中からベストの席はどこでしょうか??
座席数が少ないので、プレミアムエコノミーは早めの予約がおすすめです。
最低でも通路側を選ぶべし!
まず絶対に選ぶべきは「通路側」です。窓側がお好きな方もいらっしゃるかとおもいますが、ここは通路側です。理由はトイレなのですが、同じトイレでも理由が二つあります。
1:一般的な理由
まずは一般的なトイレの問題。国際線は長時間フライトになるので、トイレに行かないということはほぼ無理だと思います。ということは、もし窓側に座るとお隣の方に気を遣いながらトイレに行くタイミングを図ることになります。
もちろん「すみません・・」と声をかければ大丈夫だと思いますが、できれば気をつかわずにトイレに行きたいところです。まあこのあたりは新幹線でも同じような理由で通路側が人気なこともありますね。
2:特に深夜便はリクライニング&睡眠する人が多くて脱出不可能に
でも「すみません・・・」と声をかけずらい、声をかけてもトイレに行けなくなる可能性があるのが長距離便、とくに深夜便です。
というのも、当たり前ですが深夜便はリクライニング&睡眠する方が多いんです。もしお隣の通路側の方が、前の座席からもがっつりリクライニングされていて、もちろんその方もがっつりリクライニングして、しかもフットレストまであげて、爆睡されてしまったら・・・・
ご想像通り窓側の席からは通路に出ることができないんですよね。これは致命傷です。
ただどうしても窓際じゃないとダメ!という方は、プレミアムエコノミーの最前列であれば脱出することは可能だと思います。
まずおさえるべきは、
C、D、G、Hの各列(下記実線枠)。ただし15列であれば窓際でも可(下記点線枠)。 *いずれも788前期型の場合。
スペースが広いのはやっぱり最前列。でも・・・・。
つぎにスペースの問題があります。その点やはり最前列はさすがの広さを誇ります。チラ見しただけでも「ひろっ!」って感じでした。これはかなり楽ですね。
プレミアムエコノミー最前列の欠点
ただ最前列はちょっと欠点がありまして。。。。それは便によってはモニターが自分の座席の手すり部分?から出てくるのです。
これのなにがつらいかというと、モニターへの目線が下になるんですよね。これが首が痛くなりそうで。。。通常は、前の座席の背面についてますよね。これだと正面を向けるのでそんな心配もないです。
最前列は「寝るだけだから」という方にはオススメ。「せっかくの国際線は映画とかたくさん見たいなー」という方は要注意です。
一部の機種では、プレミアムエコノミー最前列の前面の壁にモニターがついているものもありました。これだと首は痛くならないですね(リクライニング倒すとモニターまで遠くなりますが。。)
一番後ろはトイレの音が???それでもオススメな理由。
では個人的なオススメはどこか?というと、最後列の通路側(下図、実線の4枠)です。
でも「トイレの近くはちょっと・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。たしかに気持ちはわかりますが、それでも最後列の通路側がオススメです。
1:においはまったく心配なし。
においについてはまったく心配ありません。これは大丈夫です。
2:トイレの音。
これは正直ちょっとします。でもトイレ中の音?とかはありません。あの「ごーーー!!!」って流す音がたまに気になります。
ただ、それよりも大きな音が飛行機のエンジンのごう音。映画など見てたらヘッドフォンしてますし、ほとんど気になりません。寝るときはプレミアムエコノミーは耳栓をもらえる(無料)ので、それでOK!
3:リクライニングをフルで利用できるのが素晴らしすぎる!
そして最後列をオススメするのは、このリクライニングです。最後列なので後ろを気にすることなく思い切り倒すことができます。そしてフットレストも思い切りあげることができます。さすがにフルフラットとはいいませんが、かなり快適です。
でも、もしお隣の方がトイレに行きたそうであれば、気持ちよくスペースを譲ってあげてくださいね。
まとめ
前/後 | 窓/通路 | メリット | デメリット |
前列 | 窓側 | 広い、景色見れる、トイレなんとか行ける | モニターの配置 |
前列 | 通路側 | 広い、トイレ簡単にいける | モニターの配置、景色見づらい |
後列 | 窓側 | 景色見れる、リクライニングできる | トイレ行きづらい |
後列 | 通路側 | リクライニングできる、トイレ簡単にいける | 景色見づらい |
というわけで、特別なこだわりがない方は、プレミアムエコノミー最後列の通路側が一番オススメです。それでは快適な空の旅を♪
「国内線」プレミアムシートの場合
国内線の場合は、羽田ー那覇でも3時間程度。しかも国内線のプレミアムシートは前後の幅(シートピッチ)もかなり広いので「どこでも快適」、というのが正直な感想です。
(追記)プレミアムエコノミーの最前列、結構人気のようです。
いろいろ見ていると、プレミアムエコノミーの最前列が結構人気のようです。ぼくも一度利用しましたよ。
メリットは、とにかく広いこと。これは間違いありません。通常「トイレへの脱出」がつらい窓際ですが、最前列の窓際であれば問題ありません。その意味では、上の図で言うと、15A、15Kもオススメですね。
逆にデメリットは、やっぱりモニターの位置と、フットレストがないことと、あとリクライニングをがっつり倒すのは後ろの人に気を使う、あたりでしょうか。
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