「これからはアジアだ!アジアに張っておきたい!」と意気込んで投資をスタートした「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」。いまのところ大失敗になっています。今回この投資が失敗した理由を振り返ってみます。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの運用結果
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの現時点の運用結果はこちら。
マイナス11,000円以上。そしてなによりも投資信託なのに6.88%のマイナスという大失敗。
投資信託の投資先をよく調べなかった
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」を選んだきっかけは、アジアに投資したかったから。でもアジアのどこに?どんな産業に投資したい?というところまでしっかり考えてなかったんです。ざっくりと「アジア」。これがまず失敗でした。
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」の投資先はこちらです。(マンスリーレポートより)
国別
企業別
このリストを初めてみたときにぼくはこう感じました。
この投資先の選択(ポートフォリオ)が正しいか正しくないかはわかりませんが、少なくとも投資信託で「つもりはなかった・・・・」というのは、自分で言うのも変ですが、NGもNG、大NGですよね。
ちなみにぼくが「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」に期待していた勝手なイメージは、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インドあたりを中心にした運用でした。全然違う・・・・・。
1回目の暴落のときに「なんとなく」で追加投資した
つぎの失敗は、この「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は何度か暴落をしているのですが、1回目の暴落のときに「なんとなく」で追加投資したことです。
この「なんとなく」って投資の世界ではほんと危険ですね。今回身をもって体験しました。もちろん追加投資したあと、さらに暴落して含み損がまた大きくなってしまいました。暴落時の追加投資はいまでも有効な投資方法だと思っていますが、しっかりルールをもたないとダメですね。
リスクが高い投資は比率を低めにしておくべき
3番目の失敗は、メインの運用と「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」の運用を50%:50%で運用してしまったこと。もちろん投資資金そのものは余剰資金で行なっていますが、それでもリスクの高い新興国の運用比率は低めに抑えておくべきでした。最高でも30%、ふつうは20%程度でもよさそうです。
現在の運用
もともと余剰資金だったのと、そうはいってもやっぱりアリババなど成長が期待できる企業にも投資できていることから、損切りはしない方向です。ただ「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」については、次の投資ルールをつくりました。
- 基準価格が10,500円を超えるまでは毎日積立投資する。
- 基準価格が10,500円を超えたら購入を止める。
- 基準価格が11,000円を超えたら全株式を売却する。
最後のルールはいつ実行できるかわかりませんが、少しずつ「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」の運用比率を小さくしていくような運用方針です。
投資や運用は、実際にやってみて失敗しないと学べませんね。
FXも失敗しています
-
30代はじめてのFX運用体験口コミ。FXと外貨預金の違いから、豪ドルと南アフリカランドの運用で失敗した理由まで。