マレーシアからジョホールバルへ。一切遠慮のない金持ち社会がむしろ気持ちいい。

ANA修行・SFC修行での３回目のSINタッチ。今回はシンガポールのお隣の国、マレーシアのジョホールバルへちょっとだけ遊びに行ってきました。

海をクルマでわたるとマレーシア（ジョホールバル）

シンガポールとジョホールバルは橋でつながっています。クルマで橋をわたると外国です。この感覚はすごいですよね。ちょっと前に香港からマカオにわたったときはフェリーでしたが、あそこは特別行政区で外国ではないですもんね。今回は完全に「外国」です。

こんな感じで国境を越えるんですよー。所要時間は30分くらい。ただし普通にクルマが動けば、という条件つき。下手すると橋を渡るだけで2時間以上かかります。というのも・・・・

大渋滞する国境の橋

これがまた大渋滞の大渋滞。その理由はジョホールバルはシンガポールの物価の３分の１だから。ということは・・・

１：シンガポールに出稼ぎで働きに出てる人がめちゃくちゃ多い

簡単に言うとジョホールバルで働くよりもシンガポールで働いた方が、給料が３倍になるんですよ。ちなみにシンガポールの平均賃金は400万円を超えています。大卒初任給が2,800シンガポールドルという調査（三菱東京UFJ調べ）もあります。現在のレートで1ドル80円程度ですから22−23万円くらい。日本と同じくらいですよね。

400万円稼いで物価が３分の１のジョホールで生活すると・・・実質1,200万円くらい稼いでる生活が送れるんです。そりゃ通いますよね。

２：シンガポール人が買い物にジョホールバルへ出かける

その逆もあるんですよ。シンガポール人が物価が３分の１のジョホールバルへ買い物やレジャーに出かけるんです。この場合も実質の年収が３倍になるんですよね（支出が３分の１になる、という意味）。

というわけで、平日の通勤時間帯のジョホールバル→シンガポール、逆は17:00以降のシンガポール→ジョホールバル、そして休日の15:00以降のジョホールバル→シンガポールは鬼渋滞（まったくクルマが動かなくなるそうです）になりますので、よっぽどの理由がなければこの時間は避けた方がいいです。

海外のエリート学校がジョホールバルへ集結

ジョホールバルに着いてすぐ、現地の方に案内していただいて最近ジョホールバルへ進出している海外のエリート学校へ。この広大なグラウンド。かの王室も通うこともあるマルボロカレッジです。

ちなみにマルボロカレッジは、駐在日本人はもちろん、ここに親子留学を検討する人も多いなど人気校ですが、下手にいれると大変です。学費だけで年間200万以上、寮費を入れると300万400万とかかるようです。駐在の家庭が、勢いでわが子を入れて、その「格差」に疲れてしまいほかの学校に転校させるケースも多いようです。。。

ジョホールバルのマンションへ

今回ジョホールバルへ渡った理由なんですが、知り合いの方が投資目的でマンションを購入されたのでその視察に同行してきました。こちらのマンション。

ジム・プール付き

もちろん新築の65平米。しかも家具付き。ジョホールバルでは富裕層が集まるエリア。これで家賃いくらでしょう？

6万円です。。。。

これがジョホールバルプライス。ちなみにシンガポールはすでにアジア一の経済立国。そしてジョホールバルは国策でシンガポールと経済圏を共有しようとしています。イスカンダル計画というそうです。

その計画に完全にのったこのマンション。購入した当時は、あたりは森林だったそうです。そしていまその評価額はすでに購入時の３倍！！！その勢いはまだまだ続きます。すごい。

お金持ちが一切遠慮しないのがむしろ気持ちいい

シンガポールもそうですが、ジョホールバルのマルボロカレッジも、お金持ちが一切まわりに遠慮しないんですよね。「うんそうだよ、おれ金持ち（ニコッ）」という、それを当たり前に受け入れる空気がとても新鮮で、でもとても気持ちよかったです。

お金持ちじゃなくても、みんな当たり前に、マレーシアリンギッドとシンガポールドルを、その日のレートで使い分けてますし。これが「世界」ですよね。ぼくは日本大好きですが、ムスメたちにはこういう体験を早くからさせてあげたいと思っています。いまさらながら、ANA修行・SFC修行は本当にたのしい貴重な経験でした。

50,000PP達成しましたー！

刺激されて海外株式の投信積立はじめました。