最近「ダイナースってどう?」って聞かれることが増えてきました。ぼくは「ANAダイナースプレミアムカード」を利用していますが、ダイナース愛用者として絶対におすすめできないのが「ダイナースカード」です。
そのかわりおすすめするのは「銀座ダイナースクラブカード」か「ANAダイナースクラブカード」です。
「なに言ってるのか意味がわからない。」
「結局ダイナースはおすすめなの?おすすめじゃないの?」
って思われるかもしれません。
この記事では、「「ダイナースカード」をおすすめできない本当の理由」から、「銀座ダイナースクラブカード」か「ANAダイナースクラブカード」のメリット・違い、そしてお得なキャンペーンまで、中学生でもわかるようにがんばって説明します。
ダイナースカードを検討されている方に参考になればうれしく思います。
わかりやすくするために、厳密には説明が不正確になっている部分があります。
「ダイナースカード」にはいろんな種類がある
「ダイナースカード」といっても、じつはいろんな種類のクレジットカードがあるんです。大きく分けて二つ。「プロパーカード」と呼ばれるものと「提携カード」と呼ばれるものです。
プロパーカード
「プロパーカード」というのは、カード発行会社が単独で発行しているクレジットカードです。ダイナースのプロパーカードは「ダイナースカード」と言われています。
おそらく「??」という状態だと思いますが、ひとまずさきに提携カードの説明をしますね。
提携カード
「提携カード」というのは、カード発行会社とどこかがコラボして発行しているクレジットカードです。
たとえば「ANAダイナースクラブカード」は、ダイナースカードとANAがコラボして発行しているクレジットカード、「銀座ダイナースクラブカード」は、ダイナースカードと銀座という街がコラボして発行しているクレジットカードという意味です。
話が少し戻りますが、プロパーカードは「コラボなし」のクレジットカードというわけです。
そしてここがポイントなのですが、クレジットカード業界では「プロパーカード」よりも「提携カード」のほうがお得なことが結構あります。
クレジットカードには「プロパーカード」と、企業とコラボした「提携カード」の2種類があって、提携カードのほうがお得なことが多い。
提携カードがお得な理由
プロパーカードより提携カードがお得な理由は、コラボした企業が独自のメリットを提供しているからです。
クレジットカード会社とコラボした企業は、自分がコラボしたクレジットカードを申し込んでもらったほうが儲かるので、たくさん申し込んでもらえるように、独自にたくさんのメリットを提供しています。
そして、ダイナースとコラボしたクレジットカードのうち、メリットが多いのが銀座という街がコラボした「銀座ダイナースクラブカード」と、ANAがコラボした「ANAダイナースクラブカード」なんです。
たとえば、「銀座ダイナースクラブカード」は、銀座でたくさんお買い物をしてもらえるように銀座ならではの特典を提供していますし、「ANAダイナースクラブカード」は飛行機にたくさんのってもらえるような特典をつけて頑張っています。
こういう特典は提携カードならではのもので、プロパーカードにはありません。
「提携カード」はコラボ企業の独自の特典がついているので「プロパーカード」よりお得度が高い場合が多い。
「銀座ダイナースクラブカード」のオリジナル特典
まず銀座という街とコラボした「銀座ダイナースクラブカード」のオリジナル特典です。
1:銀座の特約店では100円=2ポイントでザクザクポイントが貯まる
銀座とコラボしているだけあって、下記の銀座の名だたる名店でのお買い物でポイントが2倍になります。
通常でも100円につき1ポイント、銀座の下記のお店では100円につき2ポイント貯まるのでザクザクですね。
- 銀座和光
- サンモトヤマ銀座本店
- 三越銀座店
- 松屋銀座
- GINZA SIX
- 東急プラザ銀座
- バーニーズニューヨーク 銀座店
2:銀座のダイナースラウンジで無料でお茶できる
よく銀座に行かれる方であれば一押しの特典はこちら。
銀座4丁目交差点から徒歩1分の好立地にある「銀座ダイナースラウンジ」でコーヒーや紅茶、ジュース、チョコ、アイスクリームなどを無料で楽しめます。
銀座ダイナースラウンジとは、ダイナースが運営しているプライベートラウンジ。
もともと年会費15万円以上する「ダイナースプレミアム」と年会費が17万円の「ANAダイナースプレミアム」のカード保有者のみに解放されていましたが、「銀座ダイナース」保有者だけ特別に利用を許可されています。
なので今「銀座ダイナースクラブカード」が人気急上昇になっているんです。
プロパーのダイナースカードは、もちろん銀座での買い物特典もダイナースラウンジ特典もありません。「銀座ダイナース」だけの特典です。
銀座ダイナースクラブカードの年会費など
銀座ダイナースクラブカードの年会費、家族会員などは以下のようになっています。
年会費
本人年会費:25,000円
家族会員年会費:0円(←すごい!)
入会の目安
27才以上。専業主婦の方でも世帯収入の申告で本会員可能(←これもすごい!)
プロパーダイナースカードと銀座ダイナースクラブカードの比較
家族会員を1名でもつけたら、銀座ダイナースクラブカードの方がお得ですね!しかも銀座の特典付き!
プロパーのダイナースカード | 銀座ダイナースクラブカード | |
本会員年会費 | 22,000円 | 25,000円 |
家族会員年会費 | 5,000円 | 0円 |
もしダイナースカードを検討されていて「銀座にも行く機会がある」という方は絶対に絶対に「銀座ダイナースクラブカード」がおすすめです。
ANAダイナースクラブカードのオリジナル特典
銀座ダイナースクラブカードの特典もすごいのですが、「東京にあんまり行かないし・・・」ということであれば、もちろんあまり価値を感じられないかもしれません。
そんな方には「ANAダイナースクラブカード」という提携カードがおすすめです。
ポイントをマイルに100円=1ポイント=1マイルで上限なし無期限で交換できる
まず一番のポイントはここです。
「ポイントをマイルに100円=1ポイント=1マイルで上限なしで無期限で交換できる」
これは実は当たり前じゃなくてすごいことなんです。これができるのはANAの提携カードのみです。
あまりにも大事なので分解して解説します。
1:ポイントをマイルに交換できる
これはいろんなクレジットカードでもできるので説明はいりませんね。
2:100円=1ポイント=1マイルで交換できる
これはかなりの高還元です。100円=1ポイントというのはほかのカードでもあるのですが、マイルに交換するとがっつりポイントを減らされてしまうことも多いんです。ひどいところでは100円=1ポイント=0.3マイルと3分の1になったりするんですよ。
100円=1ポイント=1マイルの交換レートはかなり貴重です。
しかもマイル交換手数料も0円です。(プロパーカードのダイナースカードは手数料に年間6,000円必要です。)
3:上限なしで交換できる
このあたりからANA提携カードだけの特典になってきます。
ANAとの提携カードじゃないと、「1年間に40,000マイルまでしか交換できませんよー」とか規定があります。
それがANAダイナースクラブカードだと上限なしです。
これはマイルを実際に使ってみた人だとわかるのですが、マイルを使うときってほぼ飛行機の無料チケットをとるときですよね。できれば海外に・・・ってなると思ったときに、上限があるとほとんど使い道がないんです・・・・。
しかもあとにも出てくるんですが、マイルは3年で失効してしまうというワナがあるので、ポイントでマイルに交換しても使い道ないじゃん!ってなりがちです。
その点ANAダイナースクラブカードは、上限なしでマイルに交換できるので、ビジネスクラスでハワイだっていけちゃいます!
4:ポイントは無期限
ANAダイナースクラブカードは、ポイントが無期限なので、必要なマイルが貯まるまでそのままにしておいて、たまったときに一気に3番の方法でマイルに交換することができます。
ANAダイナースクラブカードの年会費など
ANAダイナースクラブカードの年会費、家族会員などは以下のようになっています。
年会費
本人年会費:27,000円
家族会員年会費:6,000円
入会の目安
27才以上
プロパーダイナースカードとANAダイナースクラブカードの比較
マイル交換を考えるとANAダイナースクラブカードが圧倒。
プロパーのダイナースカード | ANAダイナースクラブカード | |
本会員年会費 | 22,000円 | 27,000円 |
家族会員年会費 | 5,000円 | 6,000円 |
マイル交換手数料 | 年間6,000円 | 追加費用なし |
マイル交換上限 | 年間40,000マイル | 上限なし |
もしダイナースカードを検討されていて「マイルで海外旅行にタダで行きたい!」という方は絶対に絶対に「ANAダイナースクラブカード」がおすすめです。
今なら最大64,000マイルがもらえるキャンペーン中
これだけ魅力のあるANAダイナースクラブカードですが、いま最大64,000マイルがもらえる入会キャンペーンをされています!
コラボカードらしく、ダイナースとANAと両方から特典がついてくるのがいいですね!順番に説明します。
ANAからもらえるマイル
まずANAからもらえるマイルです。
入会特別マイル +2,000マイル
まずANAダイナースクラブカードに入会するだけで、無条件に2,000マイルもらえます。
ダイナースからもらえるポイント(1ポイント=1マイル)
入会後3ヵ月で30万円利用すると10,000ポイント
入会後3ヶ月間で合計30万円利用すると、10,000ポイント(=10,000マイル)もらえます。
入会後3ヵ月でさらに90万円利用すると40,000ポイント
入会後3ヶ月間でさらに合計90万円利用すると、40,000ポイント(=40,000マイル)もらえます。
+通常利用の100円=1ポイント
もちろんカードを利用した分の100円=1ポイントはもらえます。(120万円=12,000ポイント=12,000マイル)
全部合計すると64,000マイル!
ANAダイナースカードの入会キャンーペーンでもらえるマイルを全部合わせると、最大64,000マイル。
64,000マイルってすごいですよね!
もちろん3ヵ月で120万円ってなかなか使える金額ではありません。
でもたとえば、結婚式を控えておられるカップルが、結婚式の費用を「ANAダイナースクラブカード」で払うと、ハワイの新婚旅行に飛行機代タダで行ける!というような使い方がいいかもしれませんね。
もちろん結婚式じゃなくても大きな出費を控えておられる方でしたら、このタイミングはベストですね。