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マリオットポイント(旧SPGスターポイント)はマイル交換とホテル無料宿泊どちらがお得?

投稿日:2018年4月28日 更新日:

SPGアメックスの利用で貯まるSPGスターポイントは、マイルにも交換できますし、ホテル無料宿泊にも使えます。そしてリッツカールトン(マリオット)のリワードポイントとも合算できます。このポイントをマイルに交換するか、それともホテルに無料宿泊(今回は国内旅行)するか、どちらがお得なんでしょうか。

SPGスターポイントとマリオットポイントは2018年8月より完全統合されましたので、下記記事のような交換は必要ありません。なおホテル宿泊やマイルへの交換などは継続されています。

SPGアメックスの魅力についての最新の記事はこちらをご参照ください。

いま持っているポイント

まず、いま持っているポイントです。

・SPGポイント:22,946ポイント

・リッツカールトンポイント:37,606ポイント

メイン決済はダイナースプレミアムカードなので、SPGアメックスはダイナースが使えなかったときだけ。ほとんどはフロリダ旅行でたまったポイントですね。

SPGアメックス特典レビュー。部屋のアップグレードから無料朝食、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトまで。

ポイントの交換、移行の比率

SPGポイントをつかってホテルに無料宿泊する場合はそのまま利用してもいいのですが、リッツカールトンのリワードポイントと合算してハイグレードホテルに泊まることもできます。

SPGスターポイントからリッツカールトンリワードポイントへ

ここで交換比率ですが、SPGスターポイントの1ポイントは、リッツカールトンリワードポイントの3ポイントに相当します。

なので、今回SPGスターポイントをリッツカールトンリワードポイントに変更するとしたら、22,000スターポイント=66,000リッツカールトン(マリオット)リワードポイントとなり、そこにもともとあったリッツカールトン(マリオット)リワードポイント37,600リワードポイントに加算されると、合計103,000リワードポイントとなります。

リッツカールトン(マリオット)リワードポイントからSPGスターポイントへ

反対に、リッツカールトン(マリオット)リワードポイントからSPGスターポイントへ移行することもできます。今度は反対にリワードポイント3ポイントがスターポイント1ポイントになるので、37,000リワードポイント=約12,333スターポイントに、それを22,000スターポイントに足して、合計34,333スターポイントになります。

ポイント交換は1,000ポイント単位となります。

どんなホテルに泊まれるの?

ではこれだけのポイントでどんなホテルに泊まれるのでしょうか。確認です。全部のポイントをSPGスターポイントに変えた場合は約34,000スターポイント。リッツカールトンリワードポイントに変えた場合は約100,000ポイントです。

SPGスターポイントを利用する場合

最高35,000スターポイントには少し足りませんが、1泊であれば最高グレードの「カテゴリー7」のホテルに泊まることもできそうです。もし2泊するとしたらカテゴリー5のホテルまでは泊まれそうです。

リッツカールトン(マリオット)リワードポイントを利用する場合

こちらは二つ基準があるのですが、どちらの基準でも最高クラスのホテルに泊まれそう!(ただし1泊のみ)。


「ティア」とか「カテゴリー」などの基準は、マリオット系リッツカールトン系によって使い分けがあるようです。ちなみにリッツカールトン東京は「ティア5」、フロリダで泊まったマリオットスタントンは「カテゴリー9」に分類されています。
マイアミサウスビーチのマリオットホテルはまさかのリゾート適用でマリオットゴールド特典対象外。

SPGの最高ランク「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテル」の場合

SPGの最高カテゴリー7の注目ホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテル」を通常予約する場合は、60,000−70,000円、朝食付で80,000円超。必要なポイントは30,000スターポイントなので、1スターポイントあたりの価値は、2ー2.7円程度になりそうです。

リッツカールトン東京のベーシックな部屋だと1ポイントの価値は1円を切るかも

リッツカールトン東京は「ティア5」つまり70,000リワードポイントで宿泊できます。この場合の通常料金はこちら。

ベーシックな部屋だと65,000円前後のようです。これが70,000ポイントで泊まれるとなるので、これだと1リワードポイントの価値は1円を切るレベルになります。

もともとSPGスターポイントはリッツカールトンリワードポイントの3倍の価値がありますので、SPGスターポイントとリッツカールトンリワードポイントどちらを利用してホテルに宿泊しても、ほぼ同じようなお得度になりそうです。

部屋のアップグレードがかかると話が変わってきます

ただこれはどちらもベーシックな部屋に泊まった場合の話。これがもし部屋のアップグレードがかかると、話はまったくかわってきます。たとえばリッツカールトン東京で「エグゼクティブスイート」にアップグレードされた場合は、通常料金は98,000円に。これが70,000ポイントで泊まれるので、1リワードポイントの価値は1.4円まで高まります。

(ほぼ期待できないと思いますが)「カールトンスイート」までアップグレードされたとしたら驚異の128,000円。これが70,000ポイントだと1.8円に!

おまけ情報として、リッツカールトン東京は通常70,000リワードポイントに+20,000ポイントでクラブフロアの予約ができます。クラブフロアだとラウンジが利用できて、そこで軽食も取ることができますね。リッツカールトンは基本SPGアメックス(ゴールド)会員でも基本的には朝食はつかないので思い切ってクラブフロアというのもよさそうです。

*フロリダのリッツカールトングランドレイクスでは朝食が無料でつきました。

ホテルを我慢してANAマイルへ変更する案も有力

普段泊まることのない高級ホテル、しかも都内・・・という「こういうときしか泊まれないホテル」も魅力的ですが、1ポイントの価値を最大化する、という視点だとANAマイルへ移行して、ビジネスクラスを乗った方がお得です。

リッツカールトンリワードポイントをSPGスターポイントへ

この場合SPGスターポイントからANAマイルへの移行がお得になるので(基本1:1の等価交換。ただし20,000スターポイント交換につき5,000マイルボーナス追加)、手順は以下の通りです。

  1. リッツカールトンリワードポイントをSPGスターポイントへ移行(1:3)
  2. SPGスターポイントをANAマイルへ移行(1:1、ただし20,000スターポイントにつき5,000マイルボーナス)

マイル特典航空券は直前チケットもしくはビジネスクラスがスーパーお得

そしてこのマイルをつかって航空券を取る場合は直前、もしくはビジネスクラス以上のチケットをとるときにお得度がスーパーになっていきます。

国内線でも直前チケットを取る場合は割引が効いていないので、1マイルの価値は4円以上になることもあります。また国際線ビジネスクラスでは4円どころか8円近くまで1マイルの価値が高まることも。

そのあたりはこちらでくわしく検証しています。

家族4人はじめてビジネスクラスで旅行したときも1マイルの価値は4−5円

家族4人で人生初のANAビジネスクラス。フルフラットシートから食事、いたれりつくせりのサービスまで。満足度が高すぎる。

価値の最大化なら航空券に。非日常を味わいたいならホテル無料宿泊もオススメ。

やっぱり「1マイルの価値は1円でも高い方がいい!」のであれば、ANAマイルに交換して、かつ直前チケットやビジネスクラスに利用するのがオススメです。

交換先 1ポイントの価値 備考
ホテル宿泊(通常)・SPG 0.7円ー0.9円 リッツカールトンポイントに換算
ホテル宿泊(通常)・リッツカールトン 0.9円
ホテル宿泊(アップグレード)・リッツカールトン 1.8円
ホテル宿泊(クラブフロア)・リッツカールトン 1.8 朝食つき
ANAマイル 4−8円 SPGアメックス経由、ビジネスクラス利用

ただたとえばリッツカールトン東京のクラブフロアなんて、自分でお金出しては絶対泊まりません(わが家では)。なので、せっかく貯まったポイントを非日常な体験につかってみるのもいいかなーと思っています。ちなみにもしうちの妻に「今度リッツのクラブフロアに泊まろうか。」と言ったら「クラブフロアって何?安いとこ?」って言いそうです。

家族旅行のホテルに利用することに

軽井沢マリオットの温泉露天風呂付プレミアルーム2泊3日の旅に利用することにしました。

軽井沢マリオットに家族4人で無料宿泊予約。SPGポイントをマリオットリワードへ3:1の比率でポイント交換。



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