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FXと外貨預金の違いは?どっちがお得?両替手数料(スプレッド)を比較レビュー。

投稿日:2018年6月12日 更新日:

「円だけで資産をつくるのはリスクがある」ということで、アメリカドルなどの外貨(外国のお金)で資産をつくる方もいらっしゃると思います。一般的には、外貨預金と言われる資産づくりが有名です。でも調べてみるとFXの方が有利に資産をつくれる可能性があることがわかりました。外貨預金とFXって何が違うのでしょうか?FXは危なくないの?

外貨預金もFXも同じ為替取引

外貨預金もFXも、日本円と外貨(ここでは分かりやすいように米ドル)を交換する取引です。これを為替取引といいます。為替取引ということは、為替相場の影響をうけます。為替相場というのは、1ドル100円とか1ドル110円というあれです。この相場は毎日変動します。

1ドル100円のときにドルを買ったあと、1ドル110円になったら儲かる

相場の影響を簡単に説明しますね。まず1ドル100円から1ドル110円になったとします(円安)。

  1. 1ドル100円のときに、100ドル購入:支払い金額10,000円(100円×100ドル)
  2. 1ドル110円に相場が変動
  3. 持っていたドルを円に交換(ドル売り)すると、もらえるお金は11,000円(110円×100ドル)
  4. 1,000円儲かる

1ドル100円のときにドルを買ったあと、1ドル90円になったら損する

では反対に1ドル90円になったらどうでしょうか(円高)?

  1. 1ドル100円のときに、100ドル購入:支払い金額10,000円(100円×100ドル)
  2. 1ドル90円に相場が変動
  3. 持っていたドルを円に交換(ドル売り)すると、もらえるお金は9,000円(90円×100ドル)
  4. 1,000円損する
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円高になると損、円安になると儲かるって、なんか不思議な感覚ですよね。(*円からドルを買う場合)

外貨預金とFXでは交換手数料の差がある

外貨預金もFXも為替取引というのは同じでした。ここから少し違いがでてきます。まず違うのは「交換手数料」です。円をドルに、ドルを円に交換するときの両替手数料のようなものです。これをFXではスプレッドと言います。たとえばスプレッド0.5銭といえば、「FXの取引で1ドルにつき0.5銭を手数料としていただきます」という意味です。

正確にいうと、手数料とスプレッドは違います。原則としてFXでは「手数料+スプレッド」の2つが手数料となります。ただほとんどのFX事業者では「手数料0円」となっていることが多く、そのかわりにスプレッドが実質の手数料となっているので、あえてここでは手数料(スプレッド)として考えています。

FXの取引ではスプレッドを手数料として考えておけばいいのね。
友人

外貨預金は「片道切符」。FXは「往復切符」。

ひとつ補足が必要ですが、外貨預金とFXはそのもともとの性質に違いがあります。外貨預金は実際にドルを買うので、外貨預金を解約したら購入したドルが残りますが。FXは一時的に交換しているだけなので、FXをやめたら自動的に円になって戻ってきます。これを「差益決済」といいますが、簡単に考えると外貨預金は「片道切符」、FXは「往復切符」ということです。

  • 外貨預金:ドルを実際に買う→(解約したら)ドルが残る
  • FX:円を一時的にドルにしてるだけ→(解約したら)円に戻る

このように「将来的にドル資産を増やしたい」という方は外貨預金が向いています。FXは為替取引という面では外貨預金とおなじですが、解約すると円資産としてもどってきます。

外貨預金とFXでは手数料に大きな差がある

いよいよ手数料の差です。外貨預金は一般的な大手銀行とネットバンク、そしてFXはFX事業者を例にだしてみます。たとえば三井住友銀行の外貨預金、住信SBI銀行の外貨預金、そしてSBIFXのFX、それぞれの手数料を比較してみた図はこちらです。

取引 手数料(スプレッド)
三井住友銀行 外貨預金 1米ドルにつき1円
住信SBI銀行 外貨預金 1米ドルにつき4銭
SBIFX FX 1米ドルにつき0.27銭

まず三井住友銀行の手数料は、1ドルにつき1円。

1円ね。安いね。
友人

と思っていると大変なことになります。この手数料がどれだけ高いかはまたのちほど。ちなみに住信SBI銀行では1米ドルにつき4銭、SBIFXでは1米ドルにつき0.27銭と、単純に同じ為替取引でもFXのほうが手数料が安いということが分かります。

手数料の差は繰り返し取引すると大きな差に

この手数料の差は大きな金額の取引、また小さくても何度も取引するとどんどん大きな差になります。

FXは小さな金額を繰り返し取引することがあります。取引回数が多いと手数料もそのたびに必要なのでどんどん手数料が大きくなります。

手数料 100ドル取引 1,000ドル取引 10,000ドル取引
1米ドル1円 100円 1,000円 10,000円
1米ドル0.4銭 4円 40円 400円
1米ドル0.27銭 2.7円 27円 270円

たとえば100万円の取引をしたときに、10,000円の手数料というはやっぱり大きいです。その点FXだと同じ取引で270円ですからね。かなりお得です。

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1米ドル1円だと、100万円の取引で9,000円以上損するのか・・・

レバレッジがFXの大きな特徴

外貨預金とFXは同じ為替取引ですが、FXにはレバレッジという仕組みがあります。簡単にいうと、持っているお金以上の取引ができる、ということなのですが、そのあたりはこちらの記事にまとめています。

はじめてのFX。30代投資初心者が自腹で体験したFX運用を、どこよりもわかりやすく説明します。

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FXでもレバレッジ1.0倍であれば、ほぼ外貨預金と同じと言えるかもしれませんね。

もし外貨預金に興味がわいたら、FXも検討していいかも。

もし外貨預金に興味がわいたら、FXに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。単純に手数料がお得です。ただし、さきほどもお伝えしたとおり、FXの取引は

  1. 円でドルを買う
  2. 買ったドルを売って円に戻す

までで完結しますので、最終的にドルは手に入りませんので、そのあたりは要注意です。(一部FX会社に外貨引き出しができるメニューもあるようです。)





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2人のムスメのパパで堅実派のプチ個人投資家(投資信託、国内商社、米国ETF)。2017年にSFC取得にどハマりしたあとのマイブームは「英語」。家族で毎年海外へいくのが目標(もちろんマイルで)。2018フロリダに、2019グアム予定、2020ヨーロッパが目標。クレジットカード大好き。ヘビが苦手。

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