子育て・教育

もし自分のこどもが本を読むのが遅かったら、親としてかけてあげたい言葉

投稿日:2017年3月31日 更新日:

「本読むの早いですか?いいなぁ。わたし読むの遅いんですよー。」こないだ、ふとそんな会話になりました。じつはぼく本を読むのが結構早いのです(速読ではないです)。

「登場人物に感情移入しちゃうんですよねー」と彼女は言った。

「なんでゆっくりなの?」って愚問を投げてしまったのですが、彼女はこう言いました。「登場人物に感情移入しちゃうんですよねー」。「なんでこんなこと言うんだろう、どうしてこんな言葉使ったんだろう、どんな気持ちなんだろう、とか考えちゃうとページが進まないんです。。」

・・・・・・・

「それってすごいことじゃん!!!!!」

っておもわず声が大きくなってしまいました。

 

早く内容を理解するだけが読書じゃない

たくさん本を読む人を否定しているわけではありません。ぼくもどちらかというと大量の本をがんがん読むタイプです。ポイントさえつかめれば納得しちゃうタイプです。センター試験の小論文とか超得意なタイプです。でも読書ってそれだけじゃないはず。

一冊の本を6年間かけて勉強させる灘中高の名物先生

あーこの先生に習いたかったなーという先生がいらっしゃいます。あの灘中灘校の国語の先生「橋本先生」です。

その橋本先生の教えかたがすごいんですよ。

灘は中高一貫ですが、中一から高三まで6年間同じ先生が教えるシステムなんだそうです。そしてこの橋本先生、6年間で「本一冊」しか勉強しません。もちろん教科書もなし。その一冊の本を6年間かけて読みほどいていくんです。

登場人物の気持ちどころじゃない深堀り

6年間かけて一冊って何するの?と思いきや、それこそ超がつく深堀りです。登場人物の気持ちどころではありません。本に出てくるシーンの描写はどの景色なのか?って実際に街に出て探しに行くは、登場人物が食べたお菓子を実際に食べる、とか。すごい徹底ぶり。

しかも先生が指定したことだけじゃなくて、生徒が感じた疑問とかそれが現代社会ではどうなってしまったのか、とかどんどん脱線していくんです。

こういう授業をしていたら受験は・・・

こんな教えかたをしていると不安になるのが受験。あの灘ですからね。

ところがどっこい。教え子もすごい顔ぶれ。。。。。

教え子には、作家の遠藤周作、神奈川県知事の黒岩祐治氏、東京大学総長、東京大学副学長、
最高裁事務総長、日本弁護士連合会事務総長数など、日本の各界の識者、リーダーがいます。
橋本氏の教えがいまの自分を形づくっていると教え子の皆さんは言っています。

ぐーのねも出ませんね。

もしこどもが本を読むのが遅かったら・・

もしうちのムスメたちが本を読むのが遅かったら、とってもほめてあげたいと思います。「いいねーどんなこと感じた?」「どんな気持ちになった?」「どこがおもしろかった?」「へーそんなこと思ったの??すごいねー!」って、もっともっとゆっくり読めるようになってもらいたいなー。

授業に使われる本「銀の匙」





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2人のムスメのパパで堅実派のプチ個人投資家(投資信託、国内商社、米国ETF)。2017年にSFC取得にどハマりしたあとのマイブームは「英語」。家族で毎年海外へいくのが目標(もちろんマイルで)。2018フロリダに、2019グアム予定、2020ヨーロッパが目標。クレジットカード大好き。ヘビが苦手。

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